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パチスロ・ロード ~パチンコ詐欺・パチスロ詐欺(攻略法・サクラ・打ち子)~

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2008/05/24
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カテゴリ:不思議・怖い話
本当にあった怖い話『心霊スポット 我路 円形校舎』 


私が車購入したてで、仕事終わりに友達と遊び歩いた頃の話です。 

車を持ったことで行動範囲が飛躍的に伸びたこともあり、 
週末は室蘭でナンパ、ゼロヨン、ドリフトが出来る埠頭に行ったり、 

ドリームビーチにナンパしに行ったり、

警察がきても、集まってる数が数なので逃げるのは容易。
知り合った子を誘って、平日は飲みに出かけたりしていた。、

心霊スポットにもよく行きました。 


その頃は心霊スポットマップが売ってて、
持ちネタが尽きても、本を見て行くこともできた。

メンツは、私とツレ2人と知り合った何人かで。


霊なら身近にいるので、取り分け騒ぐことでもないと
その時までは思っていた。

噂のような危険を感じることは、ほとんどなかった。

ですが、例外もある・・・その時の話。


5時半前に、いつものメンバー3人が揃う。
 
この前ナンパした女の子に連絡を取ると、
「自分は行けるが、この前のメンバーは捕まらない」ということで、

他にも適当に連絡し返答を待つ間、迎えに行くことに。 

早速、返答があったが「足ないし、場所が遠いから」と断られた。 


女の子を無事拾い、時間を見ると6時前。
時間が惜しいので、心霊スポットに向け出発する。

女の子に「心霊スポットってどこ?」と聞かれ、ツレの女が説明する。

「美唄の我路(ガロウ) 昔、鉱山町だったらしく、
             その名残か、今も廃屋の建物がある」 


女の子は驚き「もしかして円形校舎?」

「知ってるの?」「有名だから」など、話をしている。


目的地近く、舗装が砂利道になり、右手は鬱蒼とした木々で覆われてきた。

「場所はここら辺のはず」車を降りてみる。

手分けして建物がないか探す。 木々が鬱蒼としていて、
見落としそうになるが、赤いものが木々の隙間からチラッと見えた。

「ここで間違いない」と、みんなを呼ぶ。 


「日が落ち切る前に、目的地について正解だった深夜じゃ見落としてる」

車を帰る方向に付け直し、エンジンを切る。

車から降りると、突然の着信音に一様に驚き、
携帯を確認すると、先程誘った中の一人だった。

目的地についているので、謝罪メールを入れる


「突然、音すると驚く」と言われ、携帯をマナーに切り替える。

鬱蒼とした森を前に道が見当たらず、探していると雑草で隠れていたが、
明らかに車で進入した形跡のわだちを見つけた。 

入り口は雑草だらけで、そこを抜けると先にまっすぐ獣道が続いていた。 
少し行くと左手に『赤レンガの円形校舎』が見えた。

この道は、まだ続いているが、円形校舎に行くため道ではないらしい。 


左手に行くには、道なき道を進むしかなさそうだ。 
私の腰ぐらいまである雑草を掻き分け、進んでいく。 

大きい蚊に似た黄緑色の羽虫などが飛んで来て、
雑草とダブルでわずらわしい・・・・

誰かが「うわぁ」と声を上げ、緊張が走る。 


雑草で隠れていたが、足元に小さな溝があり、
危うく踏み外しそうになったようだ。 

円形校舎近くに来ると雑草が開けていて動きやすくなった。

ここらは日の当たりが良くないのか、水はけが悪い地盤なのか
円形校舎を取り囲むように、水没しぬかるんでいた。 


外観は2階建ての赤レンガ造りで円柱。
校舎というから大きいものを想像していたが、

田舎の校舎にしても小さくて、形も奇抜で学校という感じがしない。

2階建てと言うだけで、こじんまりとしていた。


1階の窓ガラスは、ほとんど割れ、赤レンガも崩れている。 
外には壊れかけの屋上に上がるハシゴがあった。

ぬかるみがあるので、建物から半径2メートル位しか
近寄れないが、周囲を二手に別れ見てみる。 


外観に気をとられていると「こりゃ探索は無理だ」と、ぼやいていた。 
壊れた窓からのぞくと、水に浸かった状態で、床が腐って抜けている。 

中は机なども、ひどい状態で散乱している。

2階も同様のようで床板が一部抜け、1階に斜めに落ちて
引っかかってるのが確認できた。

思った以上に損傷が激しく危険なので立ち入ることは出来ない。


目的の場所を探索することが出来ないため、消化不良は言うまでもない。

来た道から近場だったため、時間もさほど経っていない。


円形校舎を堪能し、他に何かないか探っていると、
すぐ近くに何かの枠組みがある。 

鉄骨の枠組みから推測すると、意外に大きな建物だったようだ。

懐中電灯で照らし、天井の骨組みの形状で全貌が見えた。 
どうやら体育館があったようだ。 

大きさは円形校舎の2倍程で、 天井も床も壁もなく、
地面には黒い燃えカスが落ちていて、誰かが火でもつけたのだろう・・・。


辺りを見ると、奥の方向に平屋が見える。 

さらに奥には、大きな白い建物があり、その手前には背が低い門があり、
門に何か貼ってある。 遠目で確認できたのは、それくらい。


女の子は「奥に病院があるとか、聞いたことがあります」と言っていた。

まずは、手前にある「2つの平屋」に行くことにした。


建物は古めの平屋。 ドアは閉まった状態で、蹴り抜かれたように
壊され、くぐれば入れそう。 

ツレの男と女の子は先に入っていった。 

私は外観を見て、古めだが、
今でも存在する作りに踏み入るのが、ためらわれた。 


犬マークのシールが貼られていた。
今でこそ、あまり見なくなったが見覚えがある。

玄関に入ると同時に「いきなり嫌な感じがした」

先に行った2人が心配になり、中に入る。 


左手に風呂場、洗剤や浴槽剤だろうか埃がかぶって、
確認できないが、ボトルが箱に引き詰められている。 

浴槽も見えるが確認する気にはなれない・・・。 

あと台所も左手の方に確認できた。


私はツレの女に外で待つように促した。

私の表情から察したのか、何か聞こうとしていたが、
私が差し出した懐中電灯を受け取り、黙って下がった。


奥には居間と思われる部屋があった。
 
ZIPPOを取り出し、辺りを照らすと足元には新聞紙や雑誌、
タバコの吸殻が無数に散らばっていた。 

壁には当時のカレンダーがかかっていて、
侵入者が残したと思える落書きも多数あった。


フスマが倒れ畳も、はがされ荒らされていた。 

居間の奥の部屋から光が見え、2人がいるのがわかった。 
私はすぐに出るように促した。

私の真剣な顔つきにツレ男は、即座に理解したようだったが、
女の子は「まだ全部探索してないよ」


ツレの男は「ここマジでヤバイみたい」と
手を引っ張って出て行こうとする。  

2人がその場所からどくと、そこに開け放たれた押入れがあった。 

部屋に風はないが、不意にZIPPOの火は消えた。


ツレは「オイルが切れたか?」と、ZIPPOを取り出し火をつけ、
懐中電灯をこっちにほおった。 

私は懐中電灯のスイッチを入れ、押入れが光で照らされた。 

「黒い塊」が左の隅から右に動いた。


私は「動物が入り込んでいたのか」と目を凝らす、

「押入れに何もないでしょ」と女の子は言い、後ろの2人に
今照らしているものが見えてないことで、ハッキリした。 


今まで遭遇したモノの中で、一番怖いと思う存在だった。 
押しつぶすほどの敵意のような圧迫感、それとも「殺気だろうか・・・」


「危険」だと心臓が跳ね上がる。 私は「早く逃げろ」と2人に言った。 

私も早く逃げたいが体が思うように動かず、
「黒い獣のようなシルエットのもや」の動向を探りながら、
足を確かめるよう、一歩づつ後ろにあとずさる。

「黒いもや」は、何と表現していいのか、
虚ろでありながら確かな存在感があった。


私はとっさに、きびすを返し、全速力で逃げ出した。 
出る途中、壊れたドアにもたついていると、

玄関の外で待機してたツレの女の悲鳴「キャアアアァァーー」

一目散にみんな逃げた。 

後ろが気になりながらも、怖くて振り向くことは出来なかった。


車に戻り、みんな乗り込むと猛スピードで、そこを離れた。 


しばらくして市街地が見えてくると、
少し安心したのか、やっと口を開く。

「マジでビビッた・・・」「私の方がビビッた」

みんな無事だったことに笑みもこぼれる。


ツレの女が、やっと口を開いたと思ったら

『玄関から出てきたとき、すぐ後ろに黒いの来てた・・・』

場の空気が凍りつき・・・私は「その話は聞きたくなかった・・・」
他の2人は、絶句していた。


「アレがなんなのか?」未だに説明できない。
人間の霊とは違うし、動物霊に近いけど・・・何か違う。

危ないというより「確実な死」が目の前にある感じ。


もや状のものに、以前一度遭遇したことがあるが、
そいつもヤバかったけど、今回の奴はさらに桁が違った。

近づくことすら許されない化け物。

言葉にするとチープになってしまうけど・・・。

それ以来、私は心霊スポットに行くのをやめた。


後日談

円形校舎ではなく、体育館が健在だった時に
女の幽霊に出くわし、おかしくなった人もいるようです

民家に行ったことがある人、数人に話を聞けたが
何もなかったみたいです。

あの辺一体を彷徨っているのか知らないけど

行くのはやめた方がいいです。


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最終更新日  2012/11/26 07:10:44 AM
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