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カテゴリ:体験レポート
「鉄コン筋クリート」のマイケル・アリアス監督による
「ICC特別セミナー“CROSS POINT vol.1” 話題の新作映画「鉄コン筋クリート」の制作秘話を Micheal Arias(マイケル アリアス)監督に聞く」というタイトルのイベントに参加してきました。 会場となった内田洋行北海道支社1階ショールーム「U-cala(ユーカラ)」は 150インチの3面マルチスクリーンや多くのモニタで映像を映すことのできる 映像関連のクリエーターにはお勧めのスペースです。 この会場に定員70名で行われたイベントには、 おそらく関係者やイレギュラーのゲストなど合わせて100名ぐらいの人たちが マイク監督の話を聞きに来たのです。 最初にムービーのトレーラーが流され、そのあとにマイク監督の登場です。 彼は今回のイベントの主催であるICCのアドバイザーでもあるので、 まずは映画の完成祝いとして花束が贈呈されました。 そして早速トークセッションが始まりましたが、 その背景では貴重な製作途中のスケッチや絵コンテ、 さらには映画ではカットされたシーンも上映されました。 制作に関するアイデアやインスピレーションなどについて わかりやすく、おもしろく話をしてくれました。 5~6年前にお会いした時にはフル3DCGアニメーションで「鉄コン筋クリート」を作ると いう話をしていたのですが、制作途中で手描きの良さに気が付き、 最終的にフル手描きアニメーションという手法を選択したそうです。 興味深い話としては、マイク監督が数年前にスノーボードに行った帰りに、 小樽の花園に訪れ、 かなり多くのインスピレーションを得たそうです。 ちょうど、私も数日前にその場所へ行ったばかりだったので、その写真も掲載しますね。 ここが小樽の花園です。 なるほど、電柱や電線、看板が・・・監督本人も小樽の看板があると言っていました。 夏に私もここでスケッチをしました。 やはり絵になるスポットです。 そして、今回、マイク監督がお話をしてくれている最終にスケッチをしました。 最後に短い時間でしたが監督と直接話をする時間もあり、 自分の描いたスケッチにサインをしていただきました。 ひさびさに劇場でしっかりと見たいと思える期待の作品です。 松本大洋さんの原作がそのまま動くような感覚がとても素晴しく、 モノクロ、スクリーントーンの世界をカラーで再現するとこのようなる! というリメイク的要素も必見です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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