前を向いて歩こう

前回の感想(ないけど)に下さったコメントにレスしようと思いましたが、みんな同じことになりそうなので、あえて別日記にします。

この半年、ともにこのドラマの行方を見続けてきた方々が、そろって落胆されるとは、よほどのレベルの低さなのですね～。

特に、｢新・平家物語｣までご覧になったじろこさんには、すべりまくりでしょうね。

私の｢義経様｣は何度も言うとおり、
子供用伝記に始まり、歴史の授業でスルーされ(>_<)
自前で資料を集めるうちに、
彼の存在は、やはり日本の歴史になくてはならないものだったという確信を持ったので、
このドラマのあまりの軽さに、毎回肩を落としています。

映像として、真剣に見たのが高校のとき。
NHK｢武蔵坊弁慶」でした。
今、総集編で見ると、布施博が出ていたり、びっくらぎょーてんのキャストですが、
私は彼らが好きでした。

総集編は、1枚目が壇の浦まで、2枚目が壇の浦以後なのですが、
2枚目は、弁慶と義経の絡みがすごく濃くて、今見ても思わず涙します。
腰越の場面は、胸が苦しくなりました。
それほどに、義経の苦悩と、そばで見守る弁慶の思いが深く表されています。

次回、大河では弁慶は千鳥と別れるようですが、
｢武蔵坊｣は、妻である荻野目慶子が娘とともに奥州へ向かいます。
そして、もうすぐたどり着く、そのとき、
彼らは滅びていく、（ねたばれでしたか～）

弁慶が主役でありながら、義経の存在感はちゃんとあって、
やっぱりいいドラマでした。

なぜ、また書くかというと、以前書いたように、
スカイパーフェクTVで｢ホームドラマチャンネル｣で、放映しているからです。
善意の方のおかげで、これで、８回分見ることができました。
１回１回が、濃い。
もう、絶対違います。

このドラマのおかげで、
ヒガシくんのスペシャルドラマ｢義経｣が、つまらなくて、
録画したのに消してしまいました。
でも、今の大河に比べれば、あのほうがずっとよかった。


って言うか、もしかしたら、大河ドラマでなくて、
単発の時代劇スペシャルとか、テレビ○京の１２時間時代劇とかだったら、
まだ見れたかもしれない。

あまりにも、エピソードが甘い。脈絡がない。
せめて、こうなったら、｢郎等のテーマ｣くらい歌って盛り上げてくれよ～


このたび、わが市にケーブルテレビができ、スカパーのチャンネルも
一部見れるようになりました。それで、｢武蔵坊｣の放送も知ったのですが、
見れる方は、ぜひぜひ、「武蔵坊」をご覧ください。

いや、大河が終わるまで、見ないほうがいいかも・・・・・

う～ん(>_<)

総集編だけ見ても、｢義経｣より勝ってます・・・・



源義経が、日本史にとって、重要な人物である(判官びいきだけではない)ということについてはまたいずれ。


井沢元彦氏が
「逆説」で斬る！義経　という本を書いています。
こちらを読まれたほうが、私なんかの言うことよりいいなあ。