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カテゴリ:教育いろいろ
『エジソンの母』
あまり興味をもたれてないのでしょうか。 ブログ検索しても、でてきませんでした。 このドラマは、公式HPでも、 『エジソンの少年時代現代版』という意図で製作されているようだけれど、 『エジソンの母』で、検索すると、必ず障害児のHPが一緒に出てきます。 主役が伊東美咲だからなのか、 松下由紀や杉田かおるが強烈な役どころのせいなのか、 はたまた、『現代の小学校のある一面』ととらえられているからか、 発達障碍にかかわったブログが見当たりませんでした。 でも、『エジソン』賢人(けんと)クンは、ドラマで描かれている限り、 そして、私の知識で見る限り、 明らかに、 『高機能自閉症』の特性がある。 言語に不自由はないけれど、コミュニケーションがうまく取れない。 場の雰囲気が読めない。 教えられたことは曲げない。(お母さんに教えてもらったことは、先生では訂正できない) 優しい。 素直。 正直。 第3話では、道徳の授業で、 おおかみがくまのやさしさを見習って、ウサギにやさしくする場面、 で 『おおかみは肉食動物で、ウサギを食べるんだよ。 遠吠えは10キロ先まで届いて、暗いところでも目が見える』 と、おおかみの知識を披露しちゃう。 やる気も技量もない担任(伊東美咲)は収拾をつけられない。 第4話は(録画が前半しかできなかった(T_T)) 算数のテストで、『りんごとみかんはたせない。』という答えを書く。 磁石を利用して、お風呂のお湯が一定のところまでたまったら、 自動的に蛇口が止まるような仕掛けを作り実験して失敗。 お風呂場は水びたしになる。 でも、それは、寒い中帰ってくるお母さんのため。 エジソンはまさにアスペルガーの特性があったらしいけど、 それを調べてなぞっているとしたら、 このドラマは、 高機能自閉症の子どもを、学校やほかの保護者がどう受け止めて、 彼を理解し、個性を伸ばしてあげるかのすごいドラマになる。 ドラマだから、エジソンのように、退学にはならないだろうけれど、 「転校させろ」という、クレームがたくさん来ている状態(^_^;) 筆頭が杉田かおるだから、現実感はないのかも。 でも、現実なんだよね~。 実際、担任の理解と親の理解、両方がないと、 ほとんど学級崩壊になってしまうのです。。。 賢人君が優しくて素直なのは、 そんな彼を、「エジソンの母」がうまく受け止めているため。 アスペっこの母の対応と、 器も力量もない担任と、 「異端児」を扱いかねる学校と、 「うちの子の迷惑」になるものは排除したい保護者たち。 私は、むすこは、恵まれているなあと、 しみじみ思う。 ご都合主義でなく、あえて発達障碍をうたうでもなく、 「エジソン母子」が周りの理解に受け入れられるラストを期待して見ています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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