私が通っているネパール語のクラスに南米出身の女性がいる。
クラスの休憩時間にお茶をしながら彼女の買ったばかりのジーパンについて話をしていて、
休憩が終わり、トイレに行こうとしたときのことである。

私がトイレに入ろうとしたところ彼女が先にトイレに入ったため、出ようとすると、
彼女が私を呼んだので中に入り、さっきまで話をしていた彼女の新しいジーパンのウエストのかわいいデザインを見せてくれたのだ。その後彼女は〔トイレするんでしょ？〕と声をかけ、ドアにロックをし、そのままトイレを始めたのである。そこでいきなり出るわけに行かず、仕方なく
後ろを向いて彼女が用を済ますのを待っていた。

そして、彼女が用を済ますと、ちり紙をトイレに流すことなく、ドアの近くにポイ捨て。
そのまま私にも〔どうぞ〕と用を足すことを普通に勧める彼女。
当然個室から出る気配なし。しょうがなく、恥ずかしいので私もバケツに水をためながら、用を足した。当然ちり紙はバケツの水で流したが・・・・・・


きっと彼女は私はちり紙を使わない人だと思ったんだろうなあ・・・・・・・などと余計な心配をしながら彼女と一緒に個室から出たのだ。日本だと小中学生のころよく友人と一緒にトイレに行ったが、個室までは一緒に入らなかった・・・・・・・初の体験である。
この話を友人にしたところ、どうやら韓国の女性も個室に友人同士入るそうだ。
びっくり！そしてちり紙も流さないそう・・・・・・・・

国が違えばこんなささいなこともちがってくるんだなああ、とちょっとしたカルチャーショックだった。面白い・・・・・・・
ちなみにトイレの個室はとても広い。なぜかわからないが・・・・・・