パル山の会ブログ

2018/05/02(水)08:22

4/30タカトリ・メガジュル

タカトリ(685)

​​​メガジュルテスト Nym*2​ 5/1(火) ビギナーズフェース中央、スラブ 中央下部はギリギリ登りましたが、上部で疲れ果てテンション。スラブも何とかムーブを確認できました。   5/1(火) メガジュルテスト2 メガジュルに合うカラビナのサイズには適、不適がありますが、適合するカラビナを用意し熟練すれば、厳しい条件でのアルパインクライミングでも有効かとの感触を得ました。確保では、リード、トップロープとも、まず問題なく使えそうです。懸垂下降では、ロープが雨に濡れたり、雪山での使用具合を確認する必要があると思います。ただ自動停止しない方法を選択すれば、前記の状況でも問題なく使えると思います。2回のテストの結果では、かなりベターな確保器だと思われます。セカンドの支点支持確保でぶら下った場合の解除については、もう少し研究してみたいと思います。 ダブルロープ自動停止の確保器(下降器)は、古くは数十年前からエバニューのジャンダルム、TREシリウス、マムート・スマートなど開発されてきましたが、使い勝手の点からかイマイチ普及されていないように思います。メガジュルが突破口を切り開けるのでしょうか。   先端が細いカラビナは停止状態でも滑る     専用カラビナでは停止下降がスムーズ 写真9.6mmロープ1本での懸垂下降では、若干滑り過ぎの感じがしました。 4/30(月) メガジュルテスト1 自動停止機能を持つ「エーデルリット・メガジュル確保器」のテストを行いました。個人的感想としては現在出ているダブルロープ用自動停止確保器としては一番使いやすいと感じました。メガジュルは、マムート・スマート確保器の発展形ともいえます。自動停止でカラビナがロープを押さえつける部分の溝の角度などは、スマートとほぼ同形です。当時私自身も自動停止確保器(下降器)の開発を手がけていたので、スマートが出たときその発想には感心しました。 しかし予想されたことですが、(スマートと同様に)以下の欠点もあるように感じました。 ①メガジュルに適合したカラビナを選ぶ必要がある。(太くて使用できないものもある) ②自動停止機能を使った懸垂下降時の制動がスムーズにいかない。カクカクする。 ③セカンドを自動停止で止めた後の荷重解除がスムーズでない。この手の器具に共通しますが、それなりの熟練を要する。 2時間程度のテストでしたので、使い慣れるともう少し動作がスムーズになるのかも知れません。また報告致します。   図は、メーカーマニュアルより   ビレイループに着けるカラビナは、太さにより適合しないものもあるようです。確保操作は問題なくスムーズにできました。 11b、11cの制動用カラビナは、穴にきっちり入るサイズ(先の細いもの)でないと使用不可。親指ブラケットに親指を入れ、押し上げても下降できます。11aの使用法は問題なくできます。     自動停止しない懸垂下降法           自動停止する懸垂下降法 4/29(日) 二子山ハイク(個) Nym*2 他3名 孫が来たので、車で逗子南郷公園まで行き二子山を周回してきました。サイハイランがもう少しで咲きそうです。     サイハイランの穂               二子山山頂   ​​​​

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