「子供のために」と堂々といえる社会にしながら独身者も認められたい

July 17, 2014

昔少しだけフランス国に停泊していたことがあるんですが、ご存知の方も多いと思いますが、この国で主流の宗教はキリスト教のカトリックというやつでして、当然そういう宗派の教会が多いです。

フランスというと理屈と屁理屈の国のように世界中から見られている可能性もありますが、口先だけでいえばそのとおりです。

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しかし、ひとりひとりのフランス人の胸のうちというのは理屈や屁理屈よりも「連帯感」が優先されているようです。そして、そのベースは「個人」のようです。

教会では信者は定期的に神父さんに懺悔をしなくてはならないのですが、夫婦揃ってするというのはきいたことがありません。神父さんにも色々なひとがいるでしょうから、神父の傍らであんなことやこんなこともしていて、そこでは夫婦者と豪華な居間であれこれ語ったりする方もいるかもしれません。

しかし、教会の中では、懺悔用の小部屋の中では、独身の神父が個人としての信者の懺悔を聞くのです。

私はカトリックの信者ではないので詳細なことはわかりませんが、少なくとも、カトリックの修道士や修道女などは世間的にも重要な個人です。

カトリックの世界ではひとはまず「個人」として神の前に立たなくてはなりません。

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フランス人が自分の意見をいうことができやすいのも、ここ数百年に亘って発言する権利を獲得するために戦ってきたからでもありますが、まずは神の前にはひとは個人で意見を言えるはずという肌感覚があるからだと思っています。

以下、フラソス語が初級の上くらいのAラテン系国の人+Cは日本人です。二人は語学学校で2週間前から一緒に学んでいます。BはAの友人のフラソス人であるという仮定でのダボラです・・・

A:「私は子供は嫌いというか、苦手というか、実は男も苦手でだからといって女も性的には苦手で羊がいちばんしっくりくるわよ。でBは？」

B:「私は男が好きだから、もう、ひとりではいられないし、ひとりではだめだわ。4年にいっぺん替えたくなるから結婚なんて無理。だって離婚するには裁判しなくてはならないし財産も取られたりするし、私はなにを隠そう貴族の血筋だからめったに結婚できないわ。でも子供は欲しいからもう3人産んだけど。でCは？」

C:「実は私は夫はひとりだけど娘と二人でオラソダにいる叔父さんを頼って移民していく予定なの」

A&B:「えっ、あなたの夫さんはどうして一緒に来ないの？オラソダに行けない身体だとか？」

C:「ううん。夫は健康よ今のところ、ありがとう。でも私達の出身地のひとは夫が外にでるのを嫌がるというか許さないという感じなの。私と娘もなんとかここまで来たんだけど、これは秘密なのよ」

A&B:「オーー、もしかしてCはF○○○○○I○○から避難してきたというジャポンのひとなの？なんかニュースできいたことあるわ」

C:「そうなのよ。実はフラソス語は昔やったことあるから語学留学する必然性は低いんだけど、オラソダの叔父がなんとかしてくれたのよ」

A:「そういえばジャポネーズのミシコが最近は学生ヴィザも簡単には下りないとかいっていたわ」

B:「そうそう、それでミシコはジョアンと結婚することになったんだけど、ジョアンはステファンのことが好きなんだって。でもミシコはそれでもいいといっているの。ジョアンはビジネスというわけでもない。僕たちはアミだからといっていたわ」

C:「すばらしいわ。私の叔父もオラソダ人と結婚しているのよ」

A&B:「Je vois, je vois!」

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C:「私はF○○○○○I○○に夫を残しているからこっちで結婚はできないからYu○○、あ、これは娘の名前ね」

A&B:「かわいい名前だわ」

C:「ありがとう。そして私は娘の環境のためにオラソダに行きたいのね。というかオラソダでなくてもどっかひっそりと娘と健康に暮らせるところを探したいのよ」

A:「もしかしてあなたかユ○○人なの？ってこれはジョーク、ジョーク。あなたがソンなはずないのは見てわかるわ。でもどうしてひっそりとなの？」

B:「そうよ。この間のソルドであんなに大人買いしていたんだからお金はあるんでしょ？資産家なんでしょ？」

C:「オー、テリーブル、資産家だから、地元から離れられないのよ。でも、実は父は破産寸前で今年の暮れには破産する予定なのよ」

A&B:「おー、叔父さんはリスクヘッジってことか！」

C:「叔父は母の弟なのよ～」

A&B:「でも、同じことよ」

C:「そうでもないのよ。父の親族は私が逃げたと怒っているのよ。姉がいるんだけど、独身だから肩身が狭いといって北海道に逃げてしまっていないから、父は孤立しているのよ。母だけがまぁ、私の味方かな」

A&B:「日本の領土が広くてよかったわ。逃げられるところがあるならあなたもオッケドー(Hokkaido)の方が近かったのではないの？それとも海外領土なの？言葉がちょっと違うとかあるの？」

C:「よくわからないけど、姉が私が来ることを迷惑かと思ったらからオラソダに逃げようと思ったのよ」

A&B:「オーーー。あなたの国は独身だと逃げなくてはならなくて、子供と母親も逃げなくてはならないのね。テリーブルだわね」

C:「いや、実は、逃げた先を知られたら二度と田舎には帰れなくなるわ」

A&B:「なんで？」

C:「だってヨーロッパだもの・・・」

A&B:「？？？」

C:「まっ、いいか。飲もう、飲もう。今夜は知り合いのベトナム人にYu○○をアズかってもらったから浴びるほど飲めるわ。もう7年もゆっくり飲んでないもの」

A&B:「もしかしてオンナはお酒を飲んではいけないという戒律でもあるの？」

C:「あはははははは。そうかもしれないね。子供をアズケテもいけないという戒律もあるのよ」

A&B:「それは大変ね。なんだか分からないけど応援しているわ。私のうちでよければ泊まってもいいのよ。ホテル代がうくし、家族も喜ぶから」

C:「ありがとう。フランス経由にして心だけはちょっぴり癒されるわ（涙）」

もしかして、まだ読んでくださっていますか？

あなたはとても心の広い方だ！

その優しい心があればCがどれだけ浴びるほど飲みたいかなんとなくわかってくださいますか？

えっ？アルコールは身体に悪い？

あ、なるほど・・・身体に悪いものって色々ありますよね。確かにタバコもとても良くないみたいですよね。

そうですよね。

ま、島倉千代子さんの歌の歌詞にもありますが、人生色々ですもんね。

とにかく、Yu○○ちゃんはフラソダ経由オラソダ経由でどこでどれだけ輝いていけるのか楽しみですよね。

全部仮定のお話しなんですけどね。

ちょっと口からでまかせいってみました。

ひとりごと多くて危ない☆

パナセァ

pppppppppppppppppppppppppppppppppppppppppp

☆フランスにちなんだページです!(^^ゞ☆