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テーマ:私のイギリス生活(443)
カテゴリ:カテゴリ未分類
「ねぇ、ダディ、ダディのダッキーちょうだい。」
「えー、ダッキーって、Under-water-ducky?だめだよ。」 「ぱなのダッキーみんな持って行っていいから。そうしたら、ダッキーいなくても淋しくないでしょ。」 「だめだよ。だって、あれ、ダディのだもん。」 Under-water-duckyというのは、お風呂のあひるちゃんのこと。 このあひるちゃんが水中めがねとスノーケルをしている。それで、『水中あひるちゃん』。 お風呂おもちゃはいくつも買ってあげているし、あひるちゃんも4つも持っている。でも、ぱなっちはこのダディのあひるちゃんが欲しい。 それは、ダディがくれないから。 私は、自分のものは全部「ぱなっちのもの」という気持ちでいる。 ぬいぐるみなどは、もうすでにぱなっちのものだ。日本にある本だって、日本語が読めるようになって、みんな読んでくれるといいなと思っている。 女の子なので、いずれは私の服も着てくれるかなと、期待している。 ところが、ダディは違うのね。 男の人がみんなそうなのか、奴だけがそうなのか。 奴が『最後の家族旅行』でユーロ・ディズニーランドで買ってもらったと言う"ミッキー・マウスのグラブ"、かわいかったのでぱなっちの部屋に飾っておいたら、激怒した。「俺のだ。ぱなっちのものじゃない。これがどういうものか知っているのか云々。」と。 知ってるよ。 その後両親は離婚しちゃったんでしょ。最後の家族旅行の思い出なんでしょ。 でも、イギリス人、野球なんてしないじゃん。一度も使ったことなんてないんでしょ。 ぱなっちの部屋に飾るくらい、いいじゃない。 言わなかったけど。 その後、家を出るときに、奴はグラブやあひるちゃんはもちろんのこと、『機関車トーマス』のVIDEOも本も、『プーさん』の本も、ビー玉も、自分のおもちゃはなにもかもみーんな持って行った。 ぱなっちが奴から譲り受けたおもちゃは何もない。 そんなに大切なの? それともぱなっちは、自分の家族じゃないから? Under-water-ducky、私が最初にあげた、奴への誕生日プレゼントなんだよね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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