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カテゴリ:ミシン話
「これ、もう着ない?」
「これ、あんまり好きな柄じゃない??」 子パンダの答えがイエスなら、この頃は躊躇せずにはさみを入れている。 日本で買った服やいただいた服はもったいなくて 子パンダが着られなくなっても、状態が悪くないものは、着てくれる人のところに送っていたし、 落ちない汚れがあっても、なんとなく捨てられずにいた。 でも、ミシンが我が家にやってきて以来、 着られなくなった服や使わない小物は、ちょきちょき切って、 「いつか使うかもしれない」用の箱にため込んでいる。 この度、秋冬のはぎれがたまってきたので、子パンダのブランケットを作ってみた。 ブランケットというとおしゃれ過ぎるな。 ひざ掛けよね、ひざ掛け。 ひざ掛けよりは大きいサイズなので、今のところ毛布代わりに使ってる。 はぎれ見ながら、 ああ、これは○○さんからいただいたカーディガン、 これは去年まで来てたコート、 これはこないだのスカート・・・ 実家の兄嫁さんやサザエ姉からプレゼントされたトレーナーやセーターもある。 リサイクルというよか、いい記念になると思ってさ。 裏地はワッフル生地。 近所に唯一ある布地屋さんで買ってみた。 それがすごく高いのよね。 ネットで買うよかずっと高い。 うわさだと東大門のでかい市場よか3倍くらい高いらしい。 白とアイボリーとあって、どっちも欲しくて迷いに迷って 「すんません・・・2つの色、1/2ヤードずつ買ってもいいですか?」 (1ヤードは91cm) と切り出してみた。嫌な顔されるかなと思ったけど、店のおばさんはあっさり 「ああ、いいよ。」 と、半分ずつ切ってくれた。 白とアイボリーと、あともう1色欲しくて、白いのをコーヒーで染めてみた。 ああ、こういうことやってるとなんて楽しいのかしら。 そんでもって、なんて部屋が荒れるのかしら はぎれをあれこれ並べてる時から、子パンダが 「これはピンクの隣。」 「あ、これは帽子だったよね。」 と楽しそうだったけど、昨日出来上がったのを見たら、 ほんとに喜んでくれて、わたしも嬉しくなった。 わたしは本当にものぐさで腰の重い女なのだが、 子供のためなら、ちょっとはがんばれるのだと思えて、ほっとした。 「うふ~ん、暖か~~~い」 子パンダはいつもわたしを元気づけてくれる。 ありがたいことだ。 そして、パンダのパンツはいつまで経っても完成しない あとゴムを入れるだけなのだけど。。。 そのパンダ、先日やっと論文書き終わって、やれやれと思ったら、 まだまだ修正が必要らしくて、昨日おとといもまたウォーリーのとこで、 合宿生活だった。ほとんど寝てないみたい。 今日の夜はカレーにした。 腹ペコで帰ってきたのでカレーでご機嫌とろうという奥さんの作戦だ。 少しでも荒れ放題の部屋から目をそらしてもらわないと・・・ けれど開口一番、 「うわぁっ!!!!!」 だった。 聞こえないふりして 「おかえりなさ~い♪」 とハグすると(タックル?)子パンダが 「おかえりなさい」 ではなく、 「パパぁ~~~お久しぶり~~~~!!!」 だったのでめちゃおかしくて、思わずゲタゲタ笑ったのだけど、 その後パンダの一言で奥さんは凍りついた。 「奥さん、明日、ウォーリーが家に来るから。」 「・・・・・」 明日ウォーリーがパンダ家に来て、パンダの論文お手伝いしてくれるそうだ。 あの、きれい好きのウォーリーが・・・ 潔癖症のウォーリーが・・・ 今夜は徹夜でお片付け。 日記更新してる場合じゃないのよ。 あら、もう日付が変わりそう・・・ うわ~~~~ん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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