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2006/01/28
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テーマ:ニュース(99683)
カテゴリ:クロ歴史!
昨日、残念なニュースを聞きました。
それはソニーがヒト型ロボットの「QRIO(キュリオ)」の新規開発をやめ、エンターテイメントロボット事業から撤退するというものです。
ホンダの「asimo(アシモ)」と並んで、日本の2足歩行ロボット技術では間違いなく最先端をいっていたものと思われます。
実際にキュリオと対話したことがあるのですが、動きも表情もロボットとはいえ、とても愛らしいものがありました。その実用化の可能性を考えても、ここで撤退してしまうには非常に惜しいものがあるのではないでしょうか。

一時は「AIBO」の成功で大きな支持を得た同社のロボット事業ですが、そのアイボもすでに新規開発が中止されているとのこと。その他にもカーナビやプラズマテレビ、ブラウン管テレビ、高級家電製品の「QUALIA」シリーズなどリストラは多岐に渡る模様です。

景気が回復しつつある日本企業の中でも、その販売不振は相当厳しいのでしょう。
イメージリーダーであるウォークマンを擁する携帯音楽プレイヤー市場でもアップルのi-Podに席捲され続けていることがもっとも象徴的に思います。

私がソニーの商品展開を通して受ける印象は、今まで構築したものにこだわりすぎているのではないかということです。音楽プレイヤーにしても、もうここまで差がついているのですから、独自の規格にこだわらず、AACなどに対応してもよいのではと思うのです。そうしておいて音質とか操作性とかユーザーが本来求めている部分で独自色を表すべきではないでしょうか。

そして、本当にこだわってほしいのは規格を押し付けることではなく、ユーザーへ新しい夢や楽しさを提供してくれることなのです。そういう意味ではロボット事業はまさに夢や楽しさが詰まった事業で、これこそが採算を度外視して注力する事業ではなかったかと思うのです。

戦争目的ではないロボットが実用化されるのであればわが国のソニーかホンダかと思っていただけに残念でなりません。
ソニーこそが日本のアナハイム・エレクトロニクス社に成りえたかもしれないのに。


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Last updated  2006/01/28 08:44:26 PM


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