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2006/08/23
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テーマ:高校野球(3603)
カテゴリ:クロ歴史!
すばらしい決勝戦でした。
1日遅れですが、まだ、感動の余韻に浸っております。

実は駒苫については、不祥事を巡っての監督の辞任⇒予定調和的復帰劇なんかの印象があまりにも悪く、「早く負けてしまえ」とか思ってました。

青森山田との試合でも、9回の同点ホームランはあまりにも打球が伸びすぎで、「飛ぶボール使ってりゃ、ガタイのいいの集めた方が勝つよな」とか、ひねくれた気持ちで眺めていました。

だから、判官びいきも手伝って、決勝も早実を一方的に応援していたのですが・・・・。


しかし・・・彼ら選手たちには基本的に罪はないですよね。
あくまで、同じ条件下でプレイしているわけですし・・・。


この決勝2試合を力の限り戦う選手たちを見ていて、そんなことに囚われていた自分が恥ずかしくなりました。
両校の健闘、本当に素晴らしかったです。
もう、二校とも優勝でいいんじゃないか、と途中から思うようになっていました。


暴力沙汰や欺瞞体質は確かに許すべきものではありませんし、徹底的に検証して反省し、再発を防ぐべきには思います。
しかし、そんな意識をも超えて、私は心をグラグラと揺さぶられました。
そうさせたものとは、一体、何だったのでしょう?


うまい言葉は見つかりませんが、それは「得がたいもの」に対する「ひたむきさ」ではなかったでしょうか。

春先に行われたWBCでも似たような感慨を味わわされました。
その一球一球をハラハラドキドキしながら見つめました。
これは多くの人々が同じように感じえたことと思います。

思うに国民の期待を一心に背負い、見慣れた選手たちが、見慣れない面持ちでひたむきにボールを追う姿に、皆が心を打たれたからではなかったでしょうか。
そこには「打算」とか「仕掛け」とかは感じることはできませんでした。


野球は、サッカーなどと比べても、今でも多くの人々が熱狂できるスポーツであること。
WBCでも、この甲子園でも、野球というスポーツコンテンツが持つ尋常ならざる魅力を再認識させられたというわけですが、それなら、なぜ、プロ野球は、巨人はこんな惨状になっているのでしょう?

事実、中継を見入れば、ゲーム内容だってそれなりに面白いし、勝利に対する「ひたむきさ」は選手や監督、コーチレベルでは、高校球児にひけを取るものではないと思います。むしろそれ以上に固執する方々もたくさんおられるはずです。


今日のスポーツ新聞に、ある大物オーナーが斉藤君が欲しいとか言ったとか言わないとかいう記事が載っていました。
よく読めば、まだ、たいした話ではなかったようですが、こうした人々の歪んだ、肥大化した「ひたむきさ」が幾度、私たちを失望させてきたことでしょう。

球団の中枢にある方も、煽り記事をとはすマスコミの方にも、その場しのぎではなく、もっと長期的な視野に立って、野球というスポーツを愛してくれたらな、と心より思うものです。

プロ野球も、ちょっと疎遠になっていましたが、今夜はチャンネルを合わせてみようかと思っています。



おおお~、場違いなことかいてしもた。(汗っ)


<追記>

お盆休みやら何やらで、読み忘れていた週べの豊田さんのコラムで、早実と日大三高との間で行われた西東京大会の決勝も、延長11回に及ぶ激戦だったということを知りました。
これもスゴイ試合だったようです。

ハンカチとかも分かりやすくていいのですが、メディアは今こそこういう話題も積極的に取り上げて欲しいなと思いました。





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Last updated  2006/08/23 05:51:09 PM


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