2006/12/19(火)21:36
MIA FA-93 νガンダム&ブースターベッド 画像&レビュー
画像&レビュー
FA-93 νガンダム&ブースターベッド
モビルスーツ・イン・アクション
2004年発売
以前、US版MIAとして発売されたFA-93HWS νガンダム(ヘビーウェポンシステム装備型)&ブースターベッドをご紹介します。
ブースターベッドは現時点で唯一の立体物、HWSも希少モノ!
・明らかにオーバースケールのメガ・ライフルと対艦ロケットランチャーを備えたシールドは超弩級の大迫力!
・HWSはもちろん国内版νガンにも換装可能
・ブースターベッドは、分解して別売りのベースジャバーに接続可能
変則的な仕様なので、最初にパーツを確認します。
まず、スミ入れのないνガンダム1体に対し、肩と左腕のビームサーベルの柄のみ2本(ビーム刃はつきません)、通常シールドが1つと、ここまでは国内版RX-93と同じ。
これにFAパーツとして胸部用装甲×1、腰用が前後各×2で計4つ、脚用が左右計2つ。
携行装備としてメガ・ライフルと大型シールドが1つずつ。
そしてブースターベッドが1機付属します。
繰り返しになりますが、νガンの一部ともいうべきフィン・ファンネル、そしてビームライフルとサーベルのビーム刃が付属しない何とも中途半端な仕様となっています。
νガンを成立させようとすれば別にRX-93を購入しなければならず、ユーザー泣かせの設定ですね。
■FRONT
■SIDE&REAR
■フル装備FRONT
■REAR
※フィン・ファンネルは国内版RX-93のものです。
【スタイリングについて】
設定画を一枚しか見ていないので、細かい言及はできませんが、ライフルとシールドがデカ過ぎですね。明らかにふた周りほどオーバーサイズです。
玩具としての迫力をアピールしたかったものと思われますが、全体のシルエットが崩れ、リアリティ(?)が失われており、何よりその重量によってアクションポーズが保持できなくなっています!
アーマーパーツはそう悪くない造形なので、ちょっと残念なところです。
ほとんど白の成型色が生かされており、塗装箇所はあまり多くありません。
塗り分けは完璧ではありませんが、ハミダシやムラなどは目だたず、破綻の無いレベル。
唯一シールドの黒の塗装面積が大きいですが、ここは意外にキレイに仕上がっています。
ライフルとシールドが妥当な大きさなら、遊びの幅も広がっていたはずで大変悔やまれます。
■比較
国内版RX-93(左)と。
造形的な違いはほとんどありませんが、US版はスミ入れが施されていません。
また、画像ではわかりませんが、肩部、腰部のスラスターがまったく全く為されていません。あとは胸の連邦マークがないですが、まあ、アーマー着せっ放し専用ということでしょうか。
【可動について】
結論から申し上げて、フル装備状態ではほとんど動きません。
腕は何も持たせなければ普通に動きますが、これほどの重量物を両手に持ってはただ下ろしておくのみです。
脚はアーマーがガッチリ食いついており、前後の振り上げはほとんど適いません。
股はある程度左右に広げられますが、もともと足首の可動域が少なく、接地感に乏しいです。
どうやって遊ぶべきなのか考えてしまいますね。
■ミサイルポッド
胸部アーマーに取り付けられたミサイルポッド。
設定画よりは幾分大きめ。
ギミックはなし。
■ハイパー・メガ・ライフル
大出力のビーム・ライフル。
バイポッド風のスタンドが可動。(まったく活躍できませんが)
■対艦ロケットランチャー装備シールド
スラスターではなく大型ロケットランチャーなのだそうです。
通常シールドの上に被せる形で取り付けます。
砲門は固定で、ギミックはなし。
ブースターベッド
フォン・ブラウンで完成したνガンダムを輸送するため、ベースジャバー用のブースターを流用して作られた急造品。
■FRONT
■REAR
【POSE】
若干幅が足らないような気がしますが、何とか乗れます。
パーツを分解し、ジェガンとセットで発売されたベースジャバーに取り付けることができます。
■FRONT
■REAR
【POSE】
こんなシーンはまずありえないですが、とりあえず・・・。
いろいろ不満もありますが、こうした脇役メカが立体化されたのは、正直ありがたいことです。
ガンダムにはMS以外にも印象的なメカやビークルが多いので、US版に限らず、アイテム化して欲しいと思います。
EMIAのνガンも発売間近ですが、これと絡めて遊びたいですね。
FAパーツはまず使えないと思いますが。
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