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竜飛のマグロはイチロー君の快挙以来、この時期はアングラーが後を絶たない。
しかし、殆どのアングラーは「そんな100キロ、150キロなんてのはいらない。50キロもあれば、いやいや30キロでも」こんな感じである。 まあ、アングラー其々なので楽しみ方は様々だ。その話には異論をはさむまい。 私はジギングで、100キロオーバーを考えている。 113.6キロを釣って3年も経つ。もうすぐ66歳になるのだから、衰える体力を考えるが「ジギングで100キロオーバーを確実に獲る」そんな気概でいたい。 しかし、口で言うほど簡単ではないので、そこに半端な気持ちなど入ろうものなら見事に失敗するだろう。 そして、今回は、そんな失敗をしてしまった。 まず、私のマグロ釣行に合わせて釣りビジョンの取材を組んでしまった。 それはインチクと、メタルジグ、プラグ、の新製品にも絡みがある。 それも、撮影スケジュールの都合で最初の3日間をブリジギングとインチクマダイ、時間があったらマグロのキャスティングというものだ。 しかし、自然はコチラの思惑通りに行かないことは承知の上だが、そのスケジュールしか取れないのだから、其方が優先になる。 竜飛の北に流れる潮流の速い所を撮影隊が入る前の午前中にプラをしたが、大型のマグロが跳ねていた。これは良い感触と思ったが、何しろブリジギングとインチクがメインだから、少し潮の緩い所を探った。しかし、小型のワラサクラスを数尾。 撮影隊が来て、午後からいよいよ権現崎のタイ、ブリ場所へ。 しかし、潮が逆潮になっていた。 全くアタリがない。 イチロー君の話でも最近はこの潮でタイは出てないと言う。 何と言う事だ、しかしスケジュールは替えられない。 四苦八苦して、ブリらしいブリはおいらが1尾だけ。船中でワラサが3尾。タイはからっきし、インチクで釣ったのは和田さんのソイのみだった。 撮影をやり直す話もあったが、「釣れないのも釣り。釣れない釣りを嫌がらない」がモットーだから、結局はこれで終了する。 考え方としては、その渋い中でよくぞ頑張ったと言うのが本音である。 さてさて、そんなツマズキと若干の悔いが、その後のマグロジギングに引きずってしまう。 何しろ竜飛には、それから5日間はマグロの大型は入ってこなかったのである。 目論見が外れてしまったのである。(続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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