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南の島物語

八丈島で釣りやマリンスポーツ専用のペンション『パパズイン』を経営しているパパ大津留です。
釣りでは知っている方も多いと思いますが、八丈島で安全なガイドをいたします。レンタルタックル完備、親切丁寧なガイドですから、誰でも八丈島の大物釣りが楽しめます。
パパズインの釣り情報は http://www.papasinn.com/ で覗く事が出来ます。

2018.12.30
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カテゴリ:音楽と旅と釣り

今回のブログは履歴書ではない。今年の出来事を振り返り、平成から新年号に変わる年へ、その抱負だろうか。

 

まあ、振り返ると今年は節目だったのかも知れません。何しろ、73歳になって、少しばかり先のことを考えるようになる。そこで、昨年からは少しずつだが釣り関係での仕事を整理する事を考えた。それは終活ではないが、少しずつスローダウンし、あと56年の間で軟着陸するようにスケジューリングをして行く事だ。

 

島に住んで、26年。このパパズインという釣りのお客さん相手の宿泊業の傍ら、好きな釣り、特にルアーフィッシングの中で、一つの形を作ることに多少の貢献をしたと自負している。

ジギングという釣りの開発や普及、その取材活動。ジギングの創成期から、日本全国、更には海外取材にまで飛び回った。思い出深い、ミクロネシア、インドネシア、パプアニューギニア、オーストラリア、などなど。ま、他にも、キャスティングゲームや好きな磯釣りなど、釣行日数が年間で200日を超える年もあったろうか。

特に、重いメタルジグを使うパワージギングでは「釣れない釣りを嫌がるな」「魚を欲しがるな」をモットーに、ひたすら重いジグを振り続け、心身を鍛え、忍耐と我慢から手にする、感動の1尾のみを目指す。そんな姿勢を貫いてきたつもりだ。



しかし、如何せん体力は年齢とともに落ちてくる。60歳台までは日々のトレーニングで補ってきたが、補い切れないのは視力だろうか。視力の低下は足元の不安定を招く。

73歳になった昨年だが、磯釣りの渡礁から船からの飛び降りに、足元がよく見えなかったことから着地に失敗。足首、アキレス腱の断裂である。さらに、生来の我慢強さ、痛みに対しての強さもあって、そのまま足が使えない状態でも取材等を続け、放置を4か月間。ようやく医者に診ていただいた頃には完全に断裂していた。

そして、もっと悪いのはその間の入院、その後のリハビリ、その期間には全く他の部分の筋力トレーニングが出来なかった事もあるだろうか?、驚くほどのスピードで筋力が落ちていた。

例えば、アキレス腱がほぼ完治したことで、ランニングを中心にしたトレーニングを始めると、無理したつもりはないが股関節を痛めてしまい、再び数か月も休んでしまう。そこで焦りも出るだろうか、その回復から再びトレーニング。そして今度は大腿部の肉離れ。これらは、自分の想像以上に衰えた筋力、それに気付いていなかった、と言う事だろうか。

それでも、ヘビーなジギングの取材では、歯を食いしばり自分の最良のパフォーマンスを示そうとする。しかし、思うようにいかない事も多く、結果につながらないことも続いた。

もちろん泣き言は言わないし、そんな事はヒトには気づかれたくない。しかし、心の中では「そろそろ引き時か?」そんな葛藤が生まれるのだ。

そこに来て、まさかの出来事も起きる。それは家内の病気だ。元々はリュウマチが持病で、東京の病院に通っている。数年前に肘に人工関節を入れたところで、少しは病状も落ち着いたと思った。ところが、今度は胃の中に大きな腫瘍が見つかる。

早期の発見もあって、無事にその腫瘍を取り除いたが、それは青天の霹靂である。この島に住んで26年間、家内はリュウマチという病と闘いながら、泣き言ひとつ言わず頑張ってきた訳だ。それは生涯の付き合いを覚悟した病なので、心の中では納得していた。しかしその上の、癌の宣告は、まさに想定外だった。




昨年一年を振り返ると、今までに幾つかあったであろう、そんな人生の岐路。その中で最大のものかも知れない。しかし、これも結論が出た訳では無いから、どんな時にも笑いを忘れず、ひとに笑顔で接し、冗談を言い合い、明るく過ごしてきた。

それに、悪いことばかり述べたが、決してそれだけではない、良い事も多かったのだ。それは、30年近くも中断していた音楽活動でも、5年前に東京の音楽仲間が「パパ~、もうそろそろ再活動しない?」そんな話があって、東京でのライブを始めていた。それが今では、島の音楽仲間を育て、彼らと島中心の活動をするようになった。

歌も、長いブランクから難しいと思ったが、この1年はまだまだ伸びしろを感じ、先が楽しみになって来た所だ。






そう考えると、2019年は思案する年、次へのステップを考える年かも知れない。釣りの話に戻るが、僕のジギングは我慢の釣りだ。辛抱し耐え、懸命に遣り続ける事で次につなげる。それは、そんな苦難を乗り越える事で必ず次に繋がる、そんな多くの事を経験して来たからだ。

平成は今年で終わりになる。2019年は、体力の衰え、そしてスローダウンしていく私たちの先を見据え、しかし、決して諦める事なく、次に繋がる希望の芽を育む年になれば良いだろうか。

僕は間もなく74歳になる。この年だからこそ出来る事もあるだろう。パパはも少し頑張る。








最終更新日  2018.12.31 05:51:47
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