2005/08/23(火)02:50
なつかしい顔ぶれ
気がつけば同窓会から一週間が経過・・・
私はずっと余韻に浸っていた。
会場に着いてからはキャーキャー言って懐かしんだ。
歳はくってもかわらない面々。少人数だから分からないなどという人もいない。
何を着ていこうかとさんざん迷ったあげく、普段着で出かけた私。
若く見せたい女心が異常にあった。
ここにきてくれる美容師のばらいちごちゃんのアドバイス。
「同窓会にむかう女性の気合いの入り方はすごい!きれいにしていってね!」
ほんとほんと・・・いちおう美容院には行きました~。
「どうせ、誰も気にしてないよ~~~。」
夫!うるさいっ!!もう気持は15歳だから。危ないセーラー服?!
あなたに会う前の私にタイムスリップしちゃってるから~。
悩んだ挙げ句、ジーパンの普段着で出かけちゃった私。
ばらいちごちゃん、こんな私を許してね~。
やはり会場の女性陣、なかなかのミセスっぷりを発揮していた。
「hossyはおめでたか?!」
せんせ~!そりゃないぜ~っ!!
こんな胸のない妊婦、悲しいわ~。
そして悲しい言葉は・・・
隣りに座ったミーハーだったのぶ君。
「おれ・・・hossyちゃんの印象ない・・・」
えっ?!
あ、あんた・・・・何十人いたんじゃないんだぜ!
18名だよ!!たった。
まあね~、君はアイドル大好き少年で~、下敷きから何まで揃えてたかわい子チャン(今言わないな~)好きだもんね・・・
ブスなあたいはおぼえてないかい~っ?!
いきなりひがんでしまう・・・
「のぶ君は昔からアイドル好きだったよねぇ!」と私。
「どきっ!!実はいまだにそれはかわらないかも・・・
おれ、中村獅童、殺したくなったもん。」
「・・・・・」
あ~、君、かわらないね~。私と同じ成長がないってやつかな?!
見た目は大人、中身は子どもの逆コナンな私。
誰をせめることもできないが・・・
自分だけが毒を吐きまくっていたような気がする。
どこにいてもかわらないのが自分だからな・・・
糸目のてっちゃんは・・・昔は波田陽区そっくりだった。
どう見ても20代でとおる!!
なんてったって独身。
今はなんと鳶をしているというから驚きだ。
一時は料理人だったのが、なぜに?!
コックをしていて店がつぶれたかで仕事探しをしていたそうなのだが、
給料がいまひとつで割にあわないな~って思ってたんだと。
で、アルバイトで鳶をやってみたら、これが性に合っていたらしく本業になってしまったんだと・・・
いやぁ~、高いところのお仕事、ご苦労様!!
「てっちゃんは結婚したくないの~?」と私。危険な発言?!
「あ、うん。なんか、めんどうでね・・・」
「そりゃ~面倒よ!自分たちのことだけじゃないもんね。
でも彼女はいるんでしょ?」
「今の彼女は23歳。」
ひとまわりかよ・・・犯罪だぁ~!!
目を丸くしている私にひとこと。
「あんまり無理なくつきあえるよ。」
うーん。君も大人になってないのかな・・・?!
それはまた別の話?!
「あたしね~、今ね~、テニスやってるんだけど、そこで23歳の男の子に相手してもらってるけど・・・・ちょっと考えられないなぁ・・・」
「それは、是非、その子とつきあってみるべきだよ。」
おいおい~。真顔で言うなよ~!!
「そっか~、じゃ、がんばってみるかぁ~。」
と言ってはみるが・・・ありえないっ!!
最近、かわいいK君は体をしぼってシャープになった。
そう、彼はもう小太りK君ではない!
顔がこれまた小さくなって、おばさんの手にはますます届かなくなって
しまった~!
そういやぁ、痩せちゃったらK君はすっかり若い子に積極的に話しかけているような・・・
あ、いかんいかん・・・おばさんのひがみがでてしまう。。。
心の中ではK君を「私のきんに君」と呼んでいる。
高嶺のきんに君?! ← あほですから!!
てっちゃん、あなたは変わってしまわれたのねぇ・・・
ちょっといい男にはなったけど。いや、ものすごーく良くなったけど・・・
ま、一生独身でがんばんなさいな~と心でつぶやく私だった。
バツイチになって子どもをひきとっているヤツもいて。。。
「婿養子希望50歳までオッケー!」と公言しているみっちゃん。
あなたは昔からおっぱい大きかったけど、ますます大きくなったねぇ。
ちょっとさわっていい?!
その谷間に顔をうずめていいですかぁ~?
エロオヤジでしかないな・・・
しっかし、ここでも貧乳ナンバーワンの私?!
産後の子もいたりでワッサワッサ~!あ~、うらやましい!!
どうしても、そこに目がいってしまう。
「私、昔ね、hossyちゃんにはいろいろ教えてもらったわ。」とみっちゃん。
え、えええ~っ!!私、おませなあなたに何を教えた?なに・・なに?!
「わたし、短大時代にこっちに来たときにhossyちゃんには車で遊びに連れて行ってもらったよね。いろいろと・・・」
あ~、そんなこともあったっけか~・・・
「あのときにね、hossyちゃんが言ったの。
みっちゃん、今はお母さんたちが元気だから頼れるけどずっとそんなだったらだめだよ。あとで困ることになっちゃうよ!」って・・・
ひょえ~~~っ!!
「私、それ言われてからアルバイトするようになったの・・・・」
ひぃえ~~~っ!!もう聞いていられないっ!!
「ご、ごめん!!生意気なこと言って!!ごめんね~!」
ひたすらあやまる私。
そんなこと、言ったか?!
あ~っ!!穴があったら入りたいっ!!
みっちゃんは嫌味でいっているのではないと思うが・・・・
この言葉、夫にだけは聞かれたくない!
今、夫に寄生している私がそんなことを言えたものではない。
今すっかり脱力~で生きてますから・・・
実のところ、親に何から何まで頼ることの出来たみっちゃんが羨ましかったんだよね・・・
それをそんな良い風に言ってもらっては気がひけちゃう・・・
でも、あんた~、やっぱり婿養子きぼうなんだね?!
私の言葉、生きてないじゃ~ん!!(笑)
案の定、おかあさんがいないといろいろ困ることが多いらしい・・・
家事はいっさいしないらしい。
人間、なかなか変われないってことかしら~。ちょっと安心。
そんなこんなで気がつけば・・・・
「もう5時だねぇ。空が明るくなってきたよ・・・」
民宿で2部屋とったけど朝までずっとみんなで話してた。
昔、学校でなくなったブルマーは誰の仕業か?!S先生ではないか?
おいおい~っ!!
だれだれがだれに告ったときに・・・なんだと~?!
え?!初耳~っ!!
そんな世界、私にはありえませんでしたから!!
くだらない会話で盛り上がった。
朝方私は1時間くらい仮眠。あちこちで仮眠中、堂々と着替えるミセス?!
おいおい~、そこまでやる~?!← 私ではない!
さすがに焼酎ロックで寝てない朝はきつかった・・・
何を着ていこうなんて悩んでいても、結局スッピンさらけだしているんだものねぇ。
化けの皮、はがれたり~~~っ!!
自分の昔を知っているやつらといると当時の自分にしばし返ったような、なんとも言えない気持になった。
あのころ良かったね~。
あ~昔に返りたい!昔に返って人生やり直したい!
なんて言う人もいるけれど。
何度帰っても行き着くところは今の自分だ・・・
いつもそう思う。
自分らしくあればいい~。 ← 自己中ですから!
あ~、あの日は良い気分だった。
懐かしい友。変わっているようで変わってない。
「夏に来られなかった子たちのために正月にまたやろうね!」
また、みんな来そうだねぇ。
今度はかまえず行けそうだ。
私はやはりいつも私のまま気取ることなく行っちゃうのかぁ。
残念ながらなーんのロマンスもありましぇーん。←期待しているのか?!
記憶がなくなるまで飲めなくて残念だったわ~(笑)
あ~、記憶がないとこれまた悔しいか・・・
氷もなくなっちゃったし~。
それが一番の心残り・・・?!
氷がないと焼酎はのめないっ!! 以上、同窓会の感想でした。