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テーマ:渋谷109/トレンド考察(9)
カテゴリ:渋谷109/トレンド考察
マルキューの各お店のブランドコンセプトを挙げてきたのでそのまとめをしておく。
圧倒的の多いのがセクシー&キュート。 ここまでみんながセクシー&キュートをブランドコンセプトにしているとは・・・商品違うのに。 そもそもセクシー・キュートって、何? セクシーを直訳すると「性的な」とほんとに直になってしまう。本来なニュアンスのセクシーはマルキューのメインのお客様よりもっと年齢上にお客様のほうが似合う。 マルキューでのセクシーは大人の女性への憧れの意味 キュートを直訳すると<子供・品物などに対し>かわいい,きれいな意味。こちらはリアルの年齢の自分が素にかわいいと感じるもの。それは決してフリルやレースの女の子らしさではない。でも子供っぽい部分はある。だからデザイン物でもモード過ぎてはダメ。わかりやすさも必要。 本来なら対極にあるセクシーとキュートが同居してるのがマルキュー。 アパレル業界ではマルキューブランドのことをセクシーカジュアルと呼ぶことが多い。でもこれはラブボ・ミジェーンのころからで、他のマーケットに比べノースリやミニの肌を露出したファッションが多いことからのようで、マルキューのお客様はノースリ・ミニ=セクシーではない。 業界のマーケティングの権威の小島健輔はマルキューブランドをセクシーガールというゾーニングでまとめている。そしてそれを ・ロコガールキャラクター (ココルル・アルバな ・トレンドキャラクター(エゴ・デュラス・マウジーなど) ・B系キャラクター (03・シュープなど) ・エレガンスキャラクター(セシル・ピンキーなど) ・モードカジュアル系キャラクター (スライ・スナッチなど) に細分化している。 この区分大方はあっている。 でもよく見ると2004AWのゾーンニングなのにAWからブランドがないリコシェやネネモナが載っていたり、JIがロコだったり、MCCやワンスポがB系だったりと案外と実態にそぐわない。こんなんで高いお金とってていいの?って思ってしまった。やっぱりオジサンの感覚と実際のマーケットの感覚にはズレがある。この感覚のズレがアパレルの実態なのかも。 自分も渋谷109は直接には離れてしまっただけに気をつけないといけない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.01.31 00:39:10
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