|
カテゴリ:VMDって?
このビルは1Fだけ天井が高い。天井が高いフロアだから、あんな背の高いデカい什器が店内にドンと構えていても気にならない。これが、天井低い上の階のフロアだったら威圧感のほうが勝って逆効果。特にうちの3Fなんかにあったら、什器が天井にぶつかってしまう。
羨ましいなあ~なんて、上を見上げていたら、あることに気がついた。 スポットライトが3種類ある!! 大のスポット→黄色の強いライト。VPを照らす。 中のスポット→白色の強いライト。PPを照らす。 小のスポット→黄色のライト。IPを照らす。 店内の壁面に行灯あって、 行灯照明で店全体を照らす。 計4つの照明を、VMDの目的と役割に沿って、 使い分けている。 2種類のスポットのお店は普通に多い。 VP・IPを照らすものとその他。 フェイクデリックもララプランもみんな。 しかし、VPとPPまで分けてるとこはなかなかない。 店の壁や柱は黒。黒で囲まれているので、隣の開放的な明るさのセシルと比べ、やや暗めで差別化してる。でも、自然光入る1F正面だから、そこまでは暗くない。 そこで、PPを照らす強い白色スポットがすごく目立つ。 行灯含め、全体はイエローアンダーの照明のなか、 わざとらしいぐらいに 強い白色スポットが目立つ。 セシルのシャンデリアとは真逆な使い方。 スピーガのお店は商品構成上はVPよりPPが重要になる。だから、この照明。 実際の店頭は、オープンから動かしている為に照らすライトとVP・IP・PPが少しズレてるけど…… 最初は1Fであること、隣がセシルであること、それを充分に計算された設定だったと思われる。 内装費ケチるとライティングがおろそかになる。恥ずかしい話、うちのお店。 ほんとのスポットではなく拡散してる。箱型ラック什器の梁の影が商品に映る。影を出さないよう遠くからライティングすると充分な光が届かない(-.-;) 商品のプライスは安いけど、 お店はお金かけている。かけるべきところに。 什器といいライトといい。 他のトレンド低プライスショップとは明らかに大きく違う。 人は光に 誘われたり、 導かれたり、 癒されたり、 惑わされたり、もする。 だから、カラーリングとともに、 ライティングは重要。 心理学的にも、VMD上も、 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.06.21 22:55:31
[VMDって?] カテゴリの最新記事
|