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【BLU-R】君の名は。スタンダード・エディション


パラレンピック　
実は自分はあまり見たくない。理由は義足の方などを映像で見るのは心苦しいからだ。
でも何故オリンピックでは学校見学は辞退したのにパラでは強引にやる意味があるのかを考えた。
これからの子供達にパラレンピックで頑張っている人たちを見て私のように多様性を受けられにくい人間を少しでも失く取り組みだと考えると大変意味があると思う。将来日本を背負う首相がこの中から出る可能性もあるわけで、今の首相のように自分のオリンピック感を持ってくれれば、日本の未来は明るいと思うので是非とも見学は実現してほしい。


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春秋：日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO75056860U1A820C2MM8000/

2021/8/24 2:00 朝刊 [有料会員限定]
「2001年宇宙の旅」を書いたSF作家のA・C・クラークは未来学者でもあった。半世紀も前に、人間が道具を発明した一方で「道具も人間を発明する」との見方を示したという。テクノロジーの進化で、我々の存在が再認識される時代がくると予言したのである。

▼メガネをかけると時空を超え、スーツを身につければ百人力のパワーを得る。気軽に空を飛ぶ日も夢でなさそう。道具を我が身のように使いこなし身体能力や五感を究める。そんな「人間拡張」という未来技術で、わたしたちの可能性は広がる。その先陣を切る人たちが、きょう開幕するパラリンピックの選手ではないか。

▼パラリンピックの発祥は英ロンドン郊外の病院で1948年に開かれた車いす患者の競技会だった。ドイツから逃れたユダヤ人医師がリハビリにスポーツを取り入れた。理念は「失われたものを数えるな、残された能力を最大限生かせ」。後に「可能性の祭典」へと発展する（田中圭太郎著の「パラリンピックと日本」）。

▼今や義足の走り幅跳びジャンパーの世界記録は、東京五輪で金メダリストが出した記録を上回る。思うに、前回の東京での開催時、日本人の平均寿命は70歳前後だったが、この半世紀で男81歳、女87歳まで延びた。老いると心身は衰え、杖（つえ）や車いすの世話になる。選手の勇姿は指折りの高齢社会を元気づけてくれるだろう。