カテゴリ:イギリスなモノ
イギリスに滞在してる人は、「この国っていい加減。」と思うことがあるはず。
今日もそんな風に思いました。 でも今日の出来事は、自分にはありがたいこと。 図書館で本を1冊借りようとしたら、スタッフに「あなたはもうすでに、15冊本借りてるわよ」と。(院生は15冊までOK。) 「じゃぁ、今から部屋に戻って本1冊返しに来ます。それまでこの本、取っておいてもらえます?」と言ったら、「今日だけ特別に貸してあげるわ」と。 おぉ、ありがたい。 図書館から寮まで片道5分程ですが、寒い中を歩きたくないワタシにとっては、そのスタッフは神様のよう。 ほんとにありがとう。 このように、会社などで決められてるルールを、個人の判断で相手の都合のいいように勝手に変えちゃうってことは結構あります。 日本だったら、ダメなものはダメって言われそうだけど。 これはイギリスのいい加減さの良い例。 でも、もちろん困るときもある。 その例として誰もが言うのが電車。ほんとに困ったちゃん。 切符を買って、電車に乗り込んで、しばらくして車掌のアナウンス。 「この電車は今日は走りません。降りてください。」 えぇ~!?理由は運転手がどっかに行っちゃったから、というのもあるらしい。 通常なら2時間のところを、倍以上の時間をかけて目的地に到着なんてこともザラ。 この電車のシステム、ほんとどうにかしていただきたいものです。 でもでも、いい加減なことばかりじゃないのよ、イギリスだって。 キッチリちゃっかりなとこもある。 しかもワタシたちには不便な…。 お店は、閉店時間にはすでに閉まってます。そして大抵、スタッフは閉店時間に店を出ます。 どういう意味かというと… 6時閉店の洋服屋さん。6時までには店内のお客さんを帰して、スタッフも外に出て、店のドアを閉めてる状態にしなければならないということなのです。 だから5時55分にはお店には入れてもらえません。 (ロンドンは違うかも。ウチのほうは田舎なんで…。) ワタシが日本で働いてたCDショップは9時閉店だったのですが、8時59分頃まで入店OK。それまでに店内に入ってきたお客さんは(出来れば早く帰ってもらいたかったけど)9時以降もしばらく買い物を楽しめました。 パブなんかでも同じ。 閉店5分前くらいになると「あと5分~!」て知らされて、急いで飲んで、閉店時間までには出なくちゃいけない。 お客さんの立場なら、「いいじゃん、もう少し居たって」って思うけど、スタッフの立場だったら「早く帰りた~い」って思うんだろうなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jan 28, 2005 03:07:49 AM
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