ハードディスクの大容量化と低価格化、いいペースで進んでいますね。
少し前までは、GB 単価が一番安いのは 500GB だったのですが、今は 640GB に移ってきつつあります。
そのせいか、
外付けハードディスクも、640GB に人気が移りつつあります。
さて、人気の I-O DATA 製の外付け 3.5 インチハードディスクには、大きく分けて HDH シリーズと HDC シリーズの 2 種類があります。
HDH シリーズは、電源スイッチも付いていて高機能なのですが、簡易型の
HDC シリーズの方がコンパクトで価格が安いという特長があります。
特に、最近の HDC タイプは、HDH タイプと同様、電源も内蔵となりました。
コンセントまわりもすっきりです。
さらに、最新機種では、一定時間(自分で設定できます)ディスクアクセスがない場合、ハードディスクの回転を止める「節電モード」も備えました。
この節電モードは、電源スイッチを持たない、ファンレスの外付けハードディスクにとって、とても大きな意味を持ちます。
以前の HDC シリーズは、電源スイッチがなく、パソコンと連動(自動)になっていたため、パソコン使用中は、ずっとハードディスクが回転していました。
いくら構造上の放熱設計をしてあっても、ファンレスなので、ハードディスクが長時間回転を続けていれば、かなり温度が高くなってしまいます。
特に、今のような暑い時期には、ハードディスクの寿命に相当な影響があると思われます。
実際、ファンレスの外付けハードディスクの場合、電源を入れっぱなしにしておくと、ディスクエラーが起こりやすいことは、よく知られているとおりです。
でも、アクセスがないときに、ハードディスクの回転が止められれば、発熱をかなり抑えることができます。
要するに、HDH シリーズのように、ある程度の信頼性が保てると言うことですね。
特長をまとめてみましょう。
・業界最小クラスのコンパクトボディ
電源内蔵では、業界最小クラスのボディサイズ
・HSA パネルとエアフローフォルム
ファンレス構造を実現した高放熱設計
・マッハ USB 技術
USB の転送効率が大幅にアップ
・Sync with
登録した 2 つのフォルダの内容を同期できるソフトウェアを添付
・iSPIS(アイ・スパイス)
手軽かつ強固なセキュリティを実現
・HDD ロック
ハードディスクを丸ごとロックし、設定したパソコン以外で利用できなくする
・ファンクションボタン
ボタンひとつで便利な操作がいろいろできる
・ビクターエブリオ(
Victor Everio)との連携
パソコンレスで、ビクターエブリオの撮影データを保存・再生
・サンヨーザクティ(
SANYO Xacti)との連携
パソコンレスで、サンヨーザクティの撮影データを保存・再生
・東芝レグザ
Z3500 との連携
レグザ Z3500 シリーズとつなげて、ハイビジョン映像を録画・再生
・PS3 との連携
PS3 の外付けハードディスクとして使用可能
非常に多機能なので、何かの機会に買っておいても、使い道に困ることはなさそうですね。
I-O DATA HDCN-U640 (価格順に表示)