待機室での黙想
看護師に付き添われ歩いて手術室入室(朝9時過ぎ)主を愛する教職、信徒の皆さんの祈りが主に届けられている。驚くべき安らかな顔で手術室から帰還するに相違ない。主よ、彼女とのあなたが結び合わされた人生の仕上げはまだです。どうか仕上げの日々をボクたちの人生に与えてください。新しい日々はあなたの御手から今日確かにいただきます。医師団の真剣なまなざしが心の眼に映った。すべてが順調であることを確信できた。手術はしたくないと言っていたあなたが今、医師の手に委ねられている。最後の詰めは終わっただろうか。安らかに眠っているだろうか。夜も昼のように輝く。闇も光と変わらない。主と共に歩む道。「今が一番幸せ」数年来キミはそう言い続けた。手術室に向かう廊下でもそのドアを開けるときもきっとそう自分に語っただろう。主を愛し抜いた人を見つめる主の御眼差し。「主よあなたが愛しておられる者が 病んでいます」「この病気は、死に至るものではない。 わたしが栄光をあらわす」ICUから声がかかった。(4時45分)皆さん、お祈りありがとうございました。手術は無事に終わりました!