キリスト信徒やまひでの心の窓

2021/06/29(火)06:47

犬の教え

人と生活(705)

最初の犬は、教会に迷い込んできた子犬。 教会では飼えないと思い、保健所に連絡しようとした。 日曜日、信徒さんたちが来て 「教会で飼って下さい。」 玄関わきに犬小屋を置いた。 犬を撫で、話しかけてから入る信徒さん。 悲しいことがあると犬の所に行く。 その犬は若くして病気で亡くなった。 下の子が、また犬を飼いたいと言った。 彼の兄が友だちのところで二匹産まれたから 一匹いただけるそうだよと わが家に来た白い赤ちゃん。 それから17年生きた。 愛くるしい白い雑種犬は 教会の信徒さんたちに可愛がられ 近所の人たちに可愛がられ 家族にも可愛がられた。 やがてその生の終わる日が来た。 帰る家もわからなくなり 歩行が困難になっても、ひたすら前に進もうとする。 「父さん、母さん、ワタシを育ててくれた皆さん、  ワタシの終わりを通して  「生きる」ということを学んでくださいね!」

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