2021/06/29(火)06:47
犬の教え
最初の犬は、教会に迷い込んできた子犬。
教会では飼えないと思い、保健所に連絡しようとした。
日曜日、信徒さんたちが来て
「教会で飼って下さい。」
玄関わきに犬小屋を置いた。
犬を撫で、話しかけてから入る信徒さん。
悲しいことがあると犬の所に行く。
その犬は若くして病気で亡くなった。
下の子が、また犬を飼いたいと言った。
彼の兄が友だちのところで二匹産まれたから
一匹いただけるそうだよと
わが家に来た白い赤ちゃん。
それから17年生きた。
愛くるしい白い雑種犬は
教会の信徒さんたちに可愛がられ
近所の人たちに可愛がられ
家族にも可愛がられた。
やがてその生の終わる日が来た。
帰る家もわからなくなり
歩行が困難になっても、ひたすら前に進もうとする。
「父さん、母さん、ワタシを育ててくれた皆さん、
ワタシの終わりを通して
「生きる」ということを学んでくださいね!」