老人が老人と出会う
散歩~日差しのあるところを行ったり来たりしている。時々,見かけるお髭のご老人は止まって日向ぼっこ。声をかけると、お話好きなかただった。切れ目なく、とうとう半生記を聞いた。ボクの年を70歳と聞くと、驚かれた。「若い」というのだ。彼にすると、70歳なんて青年だよ、とばかり。ずいぶん歳をとったと思ったが。「あなたどんなお仕事してた?」「牧師ですよ。ほら、あそこを左に曲がったところにある・・・」突然、彼は満面の笑顔をみせ、ボクの手を両手で取り「いつも散歩をしている婦人、あのご主人?よく話しますよ。」クリスマス礼拝のご案内をしてお別れ