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パウダー5が余りそうなので、川場スキー場から奈女沢へ行ってきました。 アプローチは川場道の駅からシャトルバスで行きました。 道の駅から川場スキー場まではたいした距離ではないのですが、スキー場の立体駐車場は薄暗くて気味が悪いし、山道の運転が苦手な人にはありがたいです。シャトルバスの運転手は非常に運転が丁寧で、電車に乗っている時のように眠気に誘われました。 9時から1時間ゲレンデを滑って奈女沢に入り、12時半のバスに乗って帰る予定でしたが、ゲレンデでスキーを履く段になって、モリちゃんが新たに購入したクリスピーの革靴BERとテレブルドッグの相性が悪いことに気づき、モリちゃんが家にエクスカーションを取りに行っている間、私は一人で斜め横滑りの練習をすることにしました。 数日前に、師匠からもらった動画を繰り返し見て部屋の中で練習していたせいか、あるいは、春の滑りやすい雪だったせいか、それとも近場のスキー場でアプローチにエネルギーを消費していなかったからか、2年前に白馬五竜スキー場で師匠と一緒に一日中斜め横滑りした時より、うまく行きました。 うまく行ったといってもパラレルが崩れてイの字にならず、下半身がリラックスしていて荷重が均等に板に伝わっているという感覚と、上体が進行方向に向いて固定されているという状態に過ぎませんが。 エクスカーションは足裏感覚がT2に比べて感じやすいので、斜め横滑りで内足荷重がしやすく、フィードバックもやりやすいように思いました。 教程にもある斜め横滑りの練習は、短くて硬い板と荒れた雪面ではやりにくいですが、今回のようにきれいな雪面と、今回持ってきた長さ172センチ、センター78の柔らかい板、スティンガー78ではやりやすいという、道具とゲレンデ状況の影響もあると思いました。 ただ、右ターンにおいて内足になる右足首は、昔骨折した影響で部屋でやっても曲がり難く、動きが滑らかにはならないので、雪上で滑らかに滑れるわけがありません。そういった身体の状態を知った上でゲレンデ練習しないと、いつまでたっても教えられたようには滑れないということがよくわかりました。 1時間ほど横滑りしている間にモリちゃんが戻ってきたので、もう一時間ゲレンデで滑りました。 後半はモリちゃんにロシニョールの板、BBRをお借りしました。 トップが140もあり、センターが78まで絞られているので、強いクセがありそうな見た目ですが、実際に滑ってみると日陰の硬い斜面ではスティンガー78より滑らかにリアが流せて滑りやすかったです。 後半1時間弱、BBRでゲレンデを滑った後、20分ほどハイクアップして、奈女沢に入りました。 上州武尊の南面にある奈女沢は、もう春の雪でした。 暑くてしょうがないので、水とミルクティーを600ccも飲んでしまいました。 こんな陽気ならスキー場までスーパーカブで来たら更に気持ち良かっただろうなと思いました。 川場スキー場の登山届け受け付けカウンターにはたくさんの人がいましたが、皆さん剣ヶ峰や本峰方面へ向かわれているのか、奈女沢には誰もいませんでした。 今回は、すでにザラメになっていることを見越して、ブーツはエクスカーションで来ましたが、上部のザラメ斜面はエクスカーションでも快適に滑れましたが、後半はストップスノーで難儀しました。 エクスカーションのインナーは滑っているうちに柔らかくなってきてシェルの中で足がふんわり浮いているような感覚になり、しっかりホールドが必要な場面で頼りないです。特に、シェル出しをして内踝が膨らんだ右足側が緩くなります。 それはそれで楽で良いのですが、アイスバーンやモナカ雪、ストップスノーでは心もとない感じです。 今回、山の微妙なコンディションでもエクスカーションで比較的安定して滑れる工夫をモリちゃんに教えて頂いたので、次回オグナに行く時にでも試してみたいと思います。 コルからスキー場に戻る斜面は雪切れ寸前で、次週はもう少し上からでないと戻れなそうでした。 13時頃、スキー場に戻ってから、パウダー5についいるドリンク券で、オレンジコーヒーなるものを飲みましたが、非常に不味かったです。 サービスドリンクにも各スキー場の特色が出ていて面白いです。 今シーズン一番美味しかったのは丸沼スキー場のセンターハウスで飲んだホットコーヒーで、二番目は岩鞍スキー場の中間にあるオクタで飲んだモカコーヒーでした。三番目は宝台樹でもらった果汁100%のオレンジジュースで、オグナのセンターハウスのホットコーヒーはイマイチでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.03.09 20:44:19
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