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テーマ:海外生活(7772)
カテゴリ:海外雑感
取材中に北朝鮮に拘束され、約4カ月半ぶりに解放されたアメリカ人女性記者2人が、身柄引き取りのために訪朝したクリントン元米大統領とともにロサンゼルス郊外の空港に到着し、家族と再会を果たしました。
北朝鮮からの解放。さぞ、ホッとしたことでしょう。 メディアからの取材を受けている2女性と家族の横で、微笑むクリントン元大統領。「強いアメリカ」を絵に描いたように見えました。 私は、なぜか、クリントン氏に魅かれます。大スキャンダルもありましたが、若い、強い大統領、映画的イメージがある大統領でした。 日本の拉致被害者も、日本に帰国できれば、こんな晴れ晴れとした記者会見も開かれるでしょうに...。私の思いは複雑です。 私が若い頃、私のふるさとの街から同年代の女性が行方不明になりました。後に、日本海側で彼女の持ち物が発見され、北朝鮮に拉致されたとされています。 彼女の姿が確認された最後の場所が、私と友達が毎日のように集まっていた公立図書館だったのです。拉致されたのが彼女でなければ、私だったかもしれません。私の友達だったかもしれません。 私と同じ時代、同じ時を過ごしながら、運命の魔の手に連れ去られてしまった、見知らぬ一女性のことを時々考えます。 彼女にしても、横田めぐみさんにしても、私と同世代の女性です。 アメリカ人記者とは、立場も事情も違いますが、彼女たちや他の日本人拉致被害者も早く解放されますようにと祈らずにはいられません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.08.07 12:36:35
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