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テーマ:海外生活(7772)
カテゴリ:バイリンガルにならなかった娘
娘の、ウィンター・デイ・キャンプが今日から始まりました。
今日は私も休みで、家に置いておくこともできたのですが、初日が肝心なのでコミュニティー・センターに連れて行きました。 娘は毎年冬のキャンプだけは、家から少し離れたコミュニティー・センターに通います。 娘の学校の隣にあるコミュニティー・センターの冬のキャンプはまったくアテにならず、日程が短縮されたりキャンセルになったりする可能性があるためですが、もう一つのコミュニティー・センターというのは別の小学校の近くで、娘には知り合いがいません。 G2(小学校2年生、年齢は7歳)の時から一人で、そのコミュニティー・センターに乗り込んで、初日から新しいお友達を作って楽しく過ごしてきた娘です。まったく心配はしていないのですが、「もしも…」ということがありますので、初日は親の方が緊張します。 娘の方は特に緊張はしていないのですが、初日のランチにおむすびは嫌がります。たぶん知り合いがいない中では、人と違うものは食べにくいのだと思います。2日目からはおむすびのリクエストになります。 毎年、同じです。 おやつに味付け海苔やおせんべいを持って行ったりしますが、そういうものを持っていくようになると相当リラックスしているということです。 春休みは日本へ行く予定もあるので、長期の休みのデイ・キャンプはこれが最後になるでしょう。 今日、娘をコミュニティー・センターに連れて行ったのにはもう一つ理由があります。ダーリンに送ってもらってもよかったのだけど、私がバスで連れて行って娘が自力で通えるようにしてあげたかったのです。 普段、学校へはバス通学しているのですが、新しい場所に行くのには練習が必要です。そのルートは何度もバスに乗っているのですが、私と一緒だとどうしても緊張感が足りません。どこで乗り換え、どこで降りるのかということをおさらいしておきたかったのです。 キャンプは午後3時に終わり、その後は一人でバスで帰ってきます。 学校近くのコミュニティー・センターに行きたいのなら、どう行くのかもおさらい済みです。3時以降は、家に帰る、私のオフィスに来る、新しい友達とコミュニティー・センター内で遊ぶ、普段のコミュニティー・センターに遊びに行く、…といくつものオプションがあります。 こういうのも初めてです。 さて、今朝は娘を連れてコミュニティー・センターに飛び込みました。ドアを開けたとたん、娘の名を呼ぶ声がいくつか挙がりました。 去年、冬のキャンプで一緒になった子どもが娘のことを覚えていてくれたり、バレーボールの練習試合で知り合った他校の子どもだったり、私の知らないところで娘の交友関係は広がっていたのでした。 同じ小学校のお友達はいなくても、名前を呼び合える仲のお友達が何人かいるとは心強いことです。娘はすぐに仲間に入っておしゃべりを始め、私のことなんか眼中にありませんでした。 知り合いがいない、とか、新しい世界というのは娘には当てはまらず、たぶん来年セカンダリー・スクール(中高校)に通うようになっても、スケートやホッケーを一緒に習った友達や、キャンプの友達などがいて、まるっきり一人きりで何かを始めることはないのかもしれません。 娘が小さい頃は、一人きりでこのコミュニティー・センターに放り込むときは子どもを谷底に突き落とす親ライオンのような気分になりました。それまでの生活態度から大丈夫そうだという判断のもとにしたことですが、あまりに幼く、罪悪感はありました。 今になって、ウチの娘の場合はそれがかえってよかったと思えるようになりました。 仕事を持つお母さんで、やはり複雑な思いで子どもをデイケアに送り込む人は多いかと思います。 子どもは守ってあげていればどこまでも頼りないままですが、背中を押してあげれば本当にすごい力を発揮することもあります。子どもの性格にもより、親の性格にもよるでしょうが、子どもを預けることで子どもの成長を促すことってあると思います。 我が家の場合は、我が家流のライフスタイルで結果的にはよかったのじゃないかと思えるようになりました。
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最終更新日
2011.12.21 03:25:12
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