| プライド・ウィークの終盤。
普段でもゲイ・ストリートと呼ばれるバンクーバーのデイビー通りでは、交差点の縞々もレインボーカラーに塗り替えられました。もちろん、個人でしていることではなく市役所の道路整備のスタッフがしたことですが、やり過ぎだという声もあり賛否両論です。
言い訳のつもりかどうか、この色合いはレインボーカラーを連想させますが、微妙にレインボーフラッグの色ではないのです。
喜んで写真を撮っているのは、観光客です。 |
パレードはいつも通りですが、今年は一糸まとわぬ全裸というグループがあり、それは珍しかったと思います。
これまでは全裸の場合は、全身ペイント、あるいは局部だけ隠す、何かを手に持って微妙にそのあたりを隠すというのが普通だったので、全裸でブラブラさせて歩いているのはちょっと目のやり場に困りました。
小さな子どもたちはじーっと凝視していましたけど。
ドラッグクイーンのお姉さんたちは年々キレイになります。
サンセット・ビーチでは毎年恒例のイベント。
各種企業や団体のテントが並び、無料サンプルを配る人たち、レインボーカラーの商品やコスチュームっぽいランジェリーを売る店、景品付きのルーレットなどなど。
パレードの参加者たちも、ルートを歩き終えてからこのイベントに加わり、様々な衣装、半裸の男女が闊歩します。
食べ物の屋台もあります。 | |
| イベントの反対側、海側はいつも通りののどかなビーチの風景。小さな子どもが父親と遊んでいたりします。
こちら側では、Safe Sex という呼び掛けで、無料のコンドームが配布されています。
テントを全部回る間に、6個も手渡されてしまいました。
手渡されるのはコンドームばかりではありません。エコバッグ、サンバイザー、サングラス、ボールペン、キーホルダー、日焼け止めクリーム、レインボーカラーのうちわ、メタルビーズのネックレスなどなど。 |
この会場を出て、家に帰ればゴミになるものがほとんどなのですが、ついもらってしまいます。
暑い日で、TDバンクの Misting Station が大盛況でした。
巨大霧吹きのようなものです。
外から見ていると、盛大に水が飛び散っているように見えるのですが、中では以外に濡れず、水分でちょっとしっとりする程度です。なかなか気持ちいいです。
暑い日本で、イベントの際にこういうものがあればいいのではないかと思いますが、日本だったら「髪が濡れちゃう」「化粧が落ちちゃう」「服が…」などと案外はやらないかもしれません。 | |
夏の一日、ノンビリとそこに集う人々を眺めながらピクニックでもしていたいところですが、私と娘は明日は日本に旅立ちます。
荷造りしなきゃ!