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2004.08.01
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東南アジア縦断一人旅  その17  中国




次の日、宿に電話があった。

北京で出会った、韓国人の女の子2人組からの電話。

宿の人が、チン○ブラザーズの名前を叫んでいたので、「どっかいったで~」と、教えてあげると、「韓国人からの電話だ。」と言ってたので、僕が出てみた。

すると、彼女達だった。


彼女達は、水墨画のような景色で有名な、「桂林」という場所にいて、ブラザー達と、「広州」と言う街での、待ち合わせの確認をしたかったらしい。



でも、ブラザー達は、広州に出発した。

あ~あ。

話を聞くと、景色が「ベリーベリービューティフル!」らしいので、

(俺もイコ。)になった。

彼女達の宿の場所を聞いて、そのときに、まだいれば駅まで迎えに来てくれると言う。



この時、僕はガイドブックを持っていなかった。(捨てた。)今更、買おうとも思わんし、そんなにビューティフルなら行ってみよ。である。



そして、僕は列車のチケットを買いに、場外切符売り場に、向かった。

宿の人に、言われるがままに歩いていくと、信じられんくらいボロい建物の中にあった。(普通に通ったら気付きませんで)



購入したチケットを見て、目が点になった。

到着時刻を見ると、上海から桂林まで、25時間!

はよゆえよ!

そんなに遠いとは知らんかった。マイッタ。



出発当日。

僕は、ネットカフェに寄って、地下鉄で、上海駅に向かった。

早めに着いたので、駅の食堂バイキングで昼ごはんにした。上海では、一番ココがうまかった。ほんまに。



駅のATMでお金を降ろして、カップラーメンを2つ買って(ハマッタ)、いざホームに行こうとしたときだった。



おなじみの、「ヤッテモウタ!」である。



大事なノートが無いのに気付いた。

ネットカフェに置いてきたのを思い出して、青くなった。

そのノートには、色んな連絡先、集めた旅行の情報、さらに、この旅行記の元になっている日記が書いてある。

コレを失くす事は、スッポンポンで、旅行してんのと同じ事。

また、地下鉄に乗って、汗だくになって戻ったかいあって、見つかった!

列車の時間にもギリギリ間に合った。
こんなんばっか。。。



列車のタイプは、上海に来たときのと、同じで居心地は良かったけど、

寝台列車なのに、夜中でも関係なく、急ブレーキを踏む。

おかげで、壁にゴンゴン頭をぶつけて良く寝れなかった。



さすが中国。と思ってる間に、桂林に着いた。

そこは、景色なんか、あんま好きでない僕でさえ、心から感動してしまう、

まさに、水墨画の世界だった。

ここから少し、僕は山にこもる事になる。



その18へつづく。。。









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最終更新日  2004.08.01 10:42:15
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