今日から「２４」を観始めました。
といっても、今話題の Season 4 ではなくて、Season 2 です（笑）
会社の人に貸してもらいました♪（ありがとー）

Season 1　の時もそうでしたが、主役を張るキーファー・サザーランドの姿を見るとしみじみします。
よく第一線に復活したねえ。（テレビだけど）

20代なかばより若い人は知らないかと思いますが、キーファーはかつてはハリウッドスターだったんですよー。（映画のね。）
しかもハリウッドの怪優ドナルド・サザーランドの息子です。
そして、ジュリア・ロバーツと付き合っていて、結婚寸前で破局しました。（知ってた？）

80年代から90年代にかけて、きら星のごとく若手俳優が輩出されて、いつの間にやらみんな淘汰されてしまいましたね・・・。
当時は、そんな若手俳優をまとめて「ブラッド・パック」なんて呼んだものでした。
『アウトサイダー』（1983）や『ヤングガン』（1988）は鮮烈でした。（当時は）

　　 　


私は学生時代にレンタルビデオ屋でバイトしていたため、当時の映画は大作からミニシアター系、日本未公開作品（ビデオのみ）まで、相当の量を観ていました。
なので、当時の俳優さんにはなんだか愛着があるんですよねー。

思い出すままに、ずらずら名前を挙げていくと・・・

チャーリー・シーン、エミリオ・エステベス、ルー・ダイヤモンド・フィリップス、マット・ディロン、ロブ・ロウ、C・トーマス・ハウエル、トム・クルーズ、ジェイムス・スペイダー、アンドリュー・マッカーシー、ロバート・ダウニー・Jr　etc.

すっかり消えてしまった人、時々名前をきく人、キーファー同様「テレビの人」になった人など、様々ですが、今も第一線で活躍しているといえば、トム・クルーズくらいです。
そう考えると、トムはすごいね！

ジェームズ・スペイダーなんて『セックスと嘘とビデオテープ』（1989）でカンヌの主演男優賞もとったのにね・・・。
監督のスティーブン・ソダーバーグのほうは『エリン・ブロコビッチ』や『オーシャンズ11＆12』で着実に成功したのが対照的です。（どちらにもキーファーを振ったジュリア・ロバーツが出ていますね・・・。しかも、どっちも『セックスと・・・』の監督とは思えない痛快な映画だし。）

　　 　 　　

人気ドラマ「SEX and the CITY」のサラ・ジェシカ・パーカーのだんなさんもかつては『ファミリービジネス』（1989）でショーン・コネリーやダスティン・ホフマンを助演に主役を演じたマシュー・ブロデリックです。
いまや、すっかり奥さんのほうが有名になってしまいました。

逆に当時それほど有名じゃなかったのにいまや大スター、といえばキアヌ・リーブスでしょう。
なんてったって『ビルとテッドの大冒険』（1989）なんていうおばか映画にいとも楽しげに出演してたんだからねー。コアなファンには大人気（？）の名B級ムービーです。（私は好きです。）
キアヌの原点に興味のある方は、ぜひ『ビルとテッドの地獄旅行』とあわせておばかワールドに浸ってください。

　　　　

さて、話題をキーファーに戻しますと、彼が主役級で出演している作品の中で私が一番好きなのは『フラッシュバック』（1990）です。
20世紀の怪優デニス・ホッパーと共演してます。役柄がFBI捜査官ということで、今観るとジャックに通じるところもあるかもしれませんが、内容はとってもハートウォーミングで笑えるシーン満載の映画です。
「名作」とはいいませんが、観れば「結構おもしろいじゃん」という映画だと思います。

でも、きっともうレンタルビデオ店にも無いだろうなあ。しみじみ。