ファピーの風の花

｛写真/映画「黒水仙」｝今日は朝鮮動乱（戦争）休戦記念日
下に書かれてる（４）の捕虜問題が、
巨大捕虜収容所があった巨済島での収容所問題を扱った、
イ　ジョンジェ、アン　ソッキの出演してる映画＝「黒水仙」の中で描かれる収容所内での悲惨な捕虜同士の紛争。その出来事の底辺にあった、複雑な捕虜の処遇問題。又、中国軍捕虜は台湾への亡命を希望する捕虜に対しては反共の証として、反毛沢東、親台湾、蒋介石支持の刺青を体に彫ることを要求するなど、戦争当事者だけではなく、国連軍や多くの参戦国将兵に悲惨な将来をもたらす結果となった。
尚、この停戦に韓国軍が立ち会わないことが、今日もUN国連軍のアメリカと北朝鮮が38度線のある板門店で会談するという、異常事態が今日も続き、53年たった今日もこの中途半端な停戦が、北のミサイル発射の要因の一つにもなっている。

1953年7月27日に3年10ヶ月にかかった戦争は中途半端な休戦状態になった。
1950年6月25日から始まった朝鮮戦争を終結に導いた休戦協定。1953年7月27日成立。
戦争は1951年3月に入って，38度線のあった少し北で両軍の戦力が伯仲し，膠着状況が続いた。
休戦会談が7月から開城，10月から板門店でもたれた。難航したのは捕虜送還問題で全部強制送還すべきとする北側と捕虜の自由意志により送還先を選択させるという南側の主張が対立したが，北側の譲歩で中立国捕虜送還委員会にゆだねることで落着。
全5章63項からなる休戦協定が成立した。おも愛jな内容は，
（1）両軍対峙の戦線を軍事境界線とし両側に2kmの非武装地帯を設定する
（2）中立国休戦監視委員会の設置
（3）3カ月以内に高級政治会議を開き，外国軍隊の撤退・朝鮮問題の平和的解決などについて協議する
（4）2カ月以内の捕虜送還，送還拒否捕虜は中立国捕虜送還委員会に引き渡し，90日説得するなどである。