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2024.06
2018.01.03
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カテゴリ:カテゴリ未分類
「医者が足りない」-医師免許をもつヒトが足りない-わかる
「看護婦が足りない」-看護師の免許をもつヒトが足りない-わかる
「薬剤師が足りない」-薬剤師の免許をもつヒトが足りない-わかる

工事現場で働く人手が足りない-具体的には3K現場で働く土方が足りないってことなんだろうなぁ-わかる
配送業者が足りない-ドライバーが足りないってことか-わかる
長距離トラックの運転手がー,長距離バスの運転手がー,宅配便の運転手がー-わかる

IT人材が足りない←わからない

SEが足りない←わかる
プログラマーが足りない←わかる

IT人材が足りない←わからない


っていうかさ、足りない≒求めてるっていうIT人材っていうのは「資格なしで安く使い捨てできる使い勝手のいい人材」だよね。
「現場で技術的な処理のできる人間」って言うよりも、顧客と経営者と現場の技術者の間を取り持つ程度の知識があるけど、安く使える人材が欲しいんでしょ。

顧客の要望「○○できるようにしてほしい」
技術者の返答「○○できない。できるようにするならウン十万円の予算の上乗せが必要」
経営者「どちらの言い分もわかる。自分には解決策が思いつかない」

必要とされるIT人材「顧客の要望は実際にはxxできればいいってことなので、x万円の上乗せで要望の最低限は満たせます。これなら現場への負担も抑えられます」

そんな魔法使いみたいなIT人材が足りないっていうか欲しいんでしょ。
実際に、全てが終わってから「なんだ、求められてたのはそんなことだったんですか。だったらそこまで予算は要らなかったのに。まぁ、いまさら変えられませんけど」ってことがあるからね。

そして、日立だとかNECが大金を要求していながら使いものにならない電子カルテを日本全国の大学病院にばら撒いている一方で、ソフトウェアサービスが着々と実績を伸ばしていったという過去があるでしょ。
大学病院で医者が「いや、これじゃ困るよ」って言っても、「いや、先生の要望は叶えられません」って言ってきたのが日立やNEC。
全国の公立病院に使い物にならないPCやシステムを押し付けて、勝手に自己破産,事業撤退して放り投げた天下りな電子カルテ会社。
一世代前のPCで「これで大丈夫です」って言い切って、使い物にならないシステムを押し付けたNECはひどかったね。

その一方で、地道に民間病院に電子カルテを提供して実績を伸ばしたのがソフトウェアサービス。
徳洲会とかかなり安く買い叩いたって話だけど、富士通に次いで2番手がソフトウェアサービスで、NECよりもシェアが高いんだよね。

いまの日本に不足してるIT人材っていうのは…
「ココにはこれだけのオカネを払う必要があります」って説明できる人。
「いろいろ要求してくるけれど、顧客の最低限の要望はコレです」って説明できて、顧客に「アレもコレもは不可能ですよ」って言える人。
「何ができて、何ができないのかわからない」「いくら払うとどこまでできるのかがわからない」って人と、現場技術者をつなげられる人。

なのに、「そんなの小僧の使いでもできるだろ、そんな仕事にカネなんか払わねーよ」って考えなんだから、育つわけがないし、いつまでだって不足してるよ。
経営者が素直に「自分には何ができて何ができないのかが見抜けません。いくら払うとどこまでできるのかがわかりません」って認めるところから始めてくださいね。





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最終更新日  2018.01.07 02:58:55
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