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2024.06
2024.03.26
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【燃え尽きることを認めようか】
左腕の崩壊と共に野球人生を終えたかのように思われた星飛雄馬が、不死鳥のごとく右腕と共に蘇る。
力石徹との激戦の後、引退するしかないと思われた矢吹丈だが、不死鳥のごとく蘇る。


人生案内で、燃え尽き症候群っぽぃ相談に対しての回答が、「まだまだこれからですよ」なものが多い。
でも、まずは「燃え尽きることがあるのは普通」ってところからじゃないか?
日本生命を退社後にライフネット生命を創業して、その後に大学長になるっていうのは素晴らしい経歴だと思うよ。でも、多くのひとにとっては、燃え尽きるってことが普通なんじゃないか?


昭和時代の頃だと、同期で入社したらずっと同期で同じ職場にいて、同じ釜のメシを喰って、同じように定年退職をするのが普通だった。退職後も年賀状のやり取りがあったり、同じ年代が同じように退職して同じような境遇だから同窓会だのもやりやすかった。同じような年齢だと、同じような足跡で、同じような時期に亡くなってた。
いまは、同期で入社しても転職して周りからいなくなったりするし、同じ年代でも再就職,再雇用だったりと各人の環境がかなり違う。年賀状のやり取りもなければ、親戚づきあいも以前より薄い。近所づきあいもない。気が付くと、薄く広かったコミュニティを失ってる。確かに存在して生きてきた自分の足跡が、いともたやすく消えてしまう。


ひとは不死鳥ではない。
燃え尽きた灰から蘇ることはない。
しかし、灰となった自分を肯定することはできる。
燃え尽き症候群を醸成する社会文化を変えることは難しくとも、燃え尽きたときにできる対策はあるのだ。





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最終更新日  2024.04.04 16:39:41
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