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蓮舫が都知事選に立候補を固めた時に、最初にしたことが「小池都政批判」「小池都政からのリセット」だった。
これは、蓮舫を支持する層が、そのようなパフォーマンスを好むということだ。 「東京都のために何ができるのか」 「東京都民のために何をするのか」 そんなことを語っても、蓮舫の支持層には響かない。 蓮舫の支持層に響くのは、まず自民党への批判であり、他人への悪口雑言であり、「私たちではない誰か」への罵詈雑言だ。自分たちが幸福になるのに必要なのは、自分たちが不幸にできる誰かの存在なのだ。幸福に必要なのは豊かさではない、自分たちより貧しい誰かだ。幸福に必要なのは、自分たちより不幸な誰かだ。蓮舫を支持しているのは、そのような層だ。 そんな蓮舫が都知事になったときに、自分の支持層にアピールするためにすべきことはなにかー幸福から転落する存在だ。 豊かで幸福な人々が、貧しく惨めになったときに、蓮舫の支持者は蓮舫に拍手喝采をするだろう。 小池都知事が、東京都の僻地から選挙運動をスタートさせたのは、自分の支持層にそれが受け入れられるからだ。 蓮舫が、僻地を無視し、都内から選挙運動をスタートさせたのは、自分の支持層にそれが受け入れられるからだ。 そして、事実としてそうなった。 蓮舫は、自分を支持する前川喜平に、津田大輔に、共産党に望まれる都政をしなければならないだろう。 それは果たして、都民の幸福になるのだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.06.30 16:38:37
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