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miffyの酒とバラの日々

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October 19, 2006
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カテゴリ:つれづれ日記

続きを書く前に、日本から帰国するときの話を書きます。

私たちが帰国する時期は夏、と決まっていました。

それで私は、子供たちの学校が終わってしばらくした7~8月を予想していました。

私の母や友達は、「新学期に間に合えばいいから8月でしょ?」と信じていました。

 

甘かった・・・相手はこぶ平だ。

 

いつもなら、何でも自分で決めないで(私が怒るといけないからだそうです)

何でも私に決めさせる彼。(責任逃れ、っていう言い方もあります)

それが、日本を出発する、その大事な話に限って、

出航中に一人で決めて、何も相談もせずにチケットの手配までしてしまった。

しかも、学校の終業式よりも前。

「お願いだから変更して」と頼んだけれど、

「そんなに残りたければ、君一人で残ったらいいだろう?」と取り付く島もない。 

 

退院して、やっと容態が落ち着いてきた母に、可哀相で言えなかった。

 

それでも仕方ない。

買出ししたり、友達に会ったり、忙しく日々が過ぎ、 

引越しが終わって、基地内のホテルに滞在。

運良く、私の友達が「委任状」で車を売ってくれることになったので

車は出発日まで乗れて、便利でした。(ちなみに彼は日本での免許なし)

 

出発日の前日、「最後にもう一度会って、お茶を飲みましょう」と

母と姉と基地の近くのファミリーレストランで待ち合わせをしたのに、

図書館に本を返すから、

郵便で送りたい荷物があるから、

車じゃないと行かれない、重くて運べない、などと言って、

時間になっても私を解放してくれなかった。

約束の時間に大幅に遅れていった私は、

「もう、あんな人イヤだから明日行かない」と泣きました。

姉は「じゃあ、行くのやめな。どうせ一人じゃ何もできない男なんだから。」と。

母は「だからこそ行きなさい。子供たちがかわいそうでしょう。

家に落ち着いて、学校の手続きもして、その後でよく考えて、

どうしてもイヤなら、要る物をちゃんと持って帰ってきなさい。」と言いました。 

(こういうところ、母らしいです、はい。) 

 

そして帰国したら、あの騒ぎです。

 

我が家は住める状態ではなかったので、しばらくホテル住まいをしていましたが、 

床が直った時点で、こぶ平が

「ホテル代とガソリン代が高いから、寝袋買って、家でキャンプ生活しよう」と言い出し、

キッチンも使えず、スーツケース以外に何もない家に寝泊りし、

 

更に、(まだあるんです)

 

実は、こぶ平は、ずっと前から、お母さんと妹と

コロラドのおばあちゃんのお見舞いに行く約束をしていて、

それが7月だ、ということが発覚。

だ・か・ら、それに合わせて帰国日を一人で決めていたのです。

そう言えば、いつだか電話に出た私に、お義母さんが

「コロラド旅行の話、知ってるでしょ?」と聞いたので、

不審に思い、すぐにこぶ平に聞きましたが、

「え?あー、違うよ。ママは年寄りで、その時期、僕たちがどんなに忙しいか、

分かってないんだよ。」と答えたのに・・・・。 

 

結論として、

 

管理会社とのバトルの後、

「僕が悪かった。君がいなければ、自分ひとりではとても解決できなかった。」と

(「出発日は変更しないから、君だけ残れば?」って言ったからね)

涙ながらに日本での悪態を詫びたこぶ平でしたが、

工事中の家(ちょうどキッチンキャビネットの塗り直しと

キッチンカウンターのタイル工事真っ最中でした)で、

テレビもない、キャンプ生活の私と子供を残して、 

 

こぶ平は新車に乗って

ひとりでコロラドへ行ってしまいました。 

 

ガッカリしたのは私だけではなかった。

子供たちは「ダディは僕たちと自分の家より、

グランマとの約束の方が大事なんだね。」と、とても傷つきました。 


 

 

 






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Last updated  October 20, 2006 05:30:52 AM
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