◎ちはやふる第十首「ゆくもかへるもわかれては」

2012年04月03日

＊：なんだあれ？
＊：まさか、袴で試合を？
チハヤ：カルタ大会、東京都予選。

カナ：名人戦も袴着用なんですよ。
机：ほかに来てる人いないよ。
カナ：肉マンくんも、机くんも似合ってますよ。まるで七五三。
チハヤ：これすごくない？みんなカルタやってる人なんだよ。
太一：お前メール送ってるけど、返信きたのか？→びっくりするほど来ない。
＊：まさか団体戦でてくるとはな。→チ：キョウくんだ。
　：ウチのチームいはA級が二人いるんだぜ。
カナ：だめですよ。女たるとも美しくなければなりません。勿論戦う時も。
肉マン：とにかく、五人中、３人勝てばいいんだ。
チハヤ：勝って、全国大会へいくんだ。このチームで。
＊：なんなの、あの高校。え？
机は、お手つきしてしまう。
机：落ち着け。まだはじまったばかりだ。
　：あんなに練習してきたのに。机とカナが負ける。
太一：駒野が当たった奴が一番強かった、運が悪かったよ。
もっとオーダーを考えないとダメじゃね。
肉：そのA級はカナちゃんと机くんが当たるようにしてさ。
　：ワタヤだろ、そいつ超つえーの。そいつに会いたくてカルタ部つくったんじゃないかな。
カナ：次の相手強いんですか？→カナちゃんは、ノビノビやっていいからね。
〓次の試合
机がまた負ける。カナは初勝利。
チハヤ：机君もがんばれ！→負ける。
カナ：初勝利です。→おめでとう。
次は強い子がいるよ。じゃあ、机君にあてよう。
机：僕、帰っていいかな？いなくても勝ち星は足りてるし。
　：どうせ数合わせなんだよ。誰でも良かったんだ。
チハヤ：違うよ！
　：全国大会で会いたい奴がいるんだろ？→チ：え？
太一：駒野、一試合だけ休んでいい。でも決勝戦はでてもらう。
　：俺たちは個人戦のつもりでいる。チームに慣れてないんだよ。

太一：とにかく三勝する。負けるなよ。
＊：鳶原西高勝つぞ！
チハヤ：集中しないと。ここで負けたら、全部無駄に。
＊：チハ、キープしました。
チハヤ：音が、遠い。
須藤：鳶原は強いチームじゃない。黙ってて強いチームなんてない。
　：俺、髪の長いこと大戦したいな。綺麗な子をいじめたい。
＊：須藤のSはドエスのエス。
＊：全然勢いがないよ。なんかあったのかもな。仲間割れか？カルタ舐めてんじゃないの。
机：アヤセはまけない！勝負はこれからだ。
太一：ダメだ、いつものチハヤじゃない。部長命令だなんていっておいて。
チハヤ：どうしよう。いままでどうやってとってたの？
太一：失礼。全員の頭をなでる。西田、まずお前が買ってくれ。大江さんも勝てるよ。お前は、息をするだけで勝てる。
チハヤ：私の対戦相手一番声出してた人だ。私が８枚で相手が二枚。だいぶやられたな。
そして、チハヤさんの本領発揮。
水沢二勝。富原西二勝。
机：ガンバレ！そして、水沢高校の勝利。
カナ：机君、逃がしませんよ！気がついてましたか。ココの人たちの足の甲。何年も正座をしてきた足です。
　：タコができるまでがんばりましょうよ。
机：カナちゃん。初勝利おめでとう。
　：仲間にするなら畳の上で努力しつづけられる
　：みんなごめん。もう一度僕も。

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