◎氷菓第十七話「クドリャフカの順番」

2012年09月10日

　＊：犯人は捕まえられそうですか。
ｴﾙ：勿論
　：犯人の狙いは？
：氷菓の原稿です。
：みなさんに古典部に来て欲しいんです。
：できたら文集のほうも勝ってください。

Щ古典部
→大繁盛
折木：もうすぐ完売する。
女：十文字って本当にいるの？
→爆発が。→原稿が燃える。
福部：やられた。犯行声明だ。
→古典部破れると記事になる。
Ц廊下
ｲﾘｽ：完売だ。定価で売ってやりたかったがな。
　ｴﾙ：十分です。ありがとうございました。
：校内放送聴いたぞ。考えが浅かった。お前には向かない。
：甘えているように聞こえる。
：下手に画策するのだけはやめたほうがいい。
　：私も思っていました。もう懲り懲りです。
＝
＊：お前でも捕まえられなかったか。
福部：ご期待に添えられなかったようで。
･･･
：期待を軽く使いすぎる。諦めから出る言葉なんだよ。
･･･
折木：あなたが十文字ですね。田辺先輩。
　田辺：あてずっぽうかな。
：クが飛ばされた。だが何かあったとしたら？暗号だったんじゃ。
：クで始まるものが失われているという。
：クドリャフカの筋たてだったと思うんですよ。
：ABC殺人事件をひねったものです。
：久我山宗利、作画担当、違いますか。
　：部活だったのに。無理があるね。
：被害者はこのページから選ばれている。部名と久我山
：総務員の誰かだ。会長は説くことができるのです。
：つまり、久我山から順番が失われた。
：アジムタクハ、三人の頭文字を並び替えたものですね。
：ジとタになります。あなたですよ、田辺次郎先輩
　：見事だ。ムネと安城さん以外に読み解けるものがいるとは。
>福部：期待以上だよ。ﾎｳﾀﾛｳ。

　：口で言えなかったからが大きいかな。
：田辺先輩にして欲しいことが。これを買っていただきたい。３０部。
：買うのは総務委員会です。通販してるじゃないですか。
　：できない。話題になってなければ。
：話題になるんですよ。
：古典部を最期のターゲットにするんです。事件を終わらせる寸法です。
　：悪い話じゃないな。
　：で、どうやって？
：校了原稿をつくります。それを狙わせます。
：ナトリウムに水をかけると爆発します。
　：危ないことを考えるな。
※いつのまにか、回想になってたのか。
：水鉄砲で水を打ってください。電話をすればそちらに注意がいくでしょう。
　：名前はなんだったかな？
：１－B、折木ﾎｳﾀﾛｳです。
･･･
ﾏﾔｶ：期待っていうのは福ちゃんが折木に思ってること。勝ちたかったの？
福部：こればっかりはわからないだろうね。
：ﾃﾞｰﾀﾍﾞｰｽは結論をだせないんだ。
Φ閉会式
閉幕を宣言します。
Ц廊下
　ﾏﾔｶ：もってきました。
ｱﾔｺ：本当に持っていたんだね。
　：友達だったて。
：ﾊﾙﾅ元気でやってるかな。
　：主観がただしいとは思えません。
：でもそれｼﾘｱｽでしょ。ｷﾞｬｸﾞ専門だったら読みもしない。
：冗談よ。私、それ読んでないんだ。途中でやめた。
：はじめての原作でそれを描いたらｼｬﾚにならないでしょ。
：名作なんてどこにもないってことにしてたんだよね。
：読んで電話して次も期待してるとかいえないじゃない。
→ﾎﾞﾃﾞｨｰﾄｰｸを描いたのが､ｱﾔｺだった。
Щ
福部：ここまでくるとは。
ｴﾙ：期待以上の大成果です。
Ц
折木：ﾁﾀﾝﾀﾞには言えんな。
　：僕の気落ちがわかるのは安城さんだけだ。
：久我山会長にわからないと？
　：ムネは、一度もﾍﾟﾝを握ってないんだ。
　：あいつがその気になれば夕べには躯にを超える。あれは遊びだったんだ。
　：あいつがやるぞと言えばなんでもやる気でいた。
：久我山、お前は、ｸﾄﾞﾘｬﾌｶの順番を読んだのか、ですか？
　：そうだ、原作を開いてもなかった。
Щ
ｴﾙ：残った四部は？
福部：全員で買うってことで。
ｴﾙ：あとは十文字事件の真相ですね。
※気になりますきた。
福部：うちあげしよう。
ﾏﾔｶ：賛成。
ｴﾙ：私の家にいらっしゃいませんか。

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