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原田芳雄さんが本日7月19日、
都内の病院でお亡くなりになったそうです...。

まだ71歳とのことでした。

原田芳雄さんは、
腸閉塞と肺炎を併発し入院加療中だったわけですが、

今月の11日には、主演映画の、
「大鹿村騒動記」のプレミア試写会に、
長女で女優の原田麻由さんの介添えで、
車椅子で出席もされていました。

しかし、それが最後の公の場となりました...。

控え室で直接お話をしたという
阪本順治監督によると、

「声はかすれていますが、お話はできます。『絶対戻ってくるからな』と言っていました」

とのことだったそうですが...。

原田芳雄さんは、
7月2日まで放送されていた日テレ系のテレビドラマ
「高校生レストラン」にも、主人公を演じる
松岡昌宏さんの父親役として、特別出演されてましたね。

2008年11月には大腸がんが発見され入院されたこともありましたが、
その年の末には、仕事復帰を飾るという驚異的な回復力を見せた原田芳雄さん、

今回も復活が期待されましたが、残念ながらかなわなかったんですね...。

素晴らしき俳優、
原田芳雄さんのご冥福をお祈りいたします。

原田芳雄　プロフィール
はらだよしお

俳優

1940年2月29日生まれ　71歳没
出身　東京府東京市足立区

息子はギタリスト原田喧太。
娘は女優の原田麻由。

俳優座養成所を経て、
1967年に「天下の青年」（フジテレビ）でデビュー。
1968年に松竹映画「復讐の歌が聞える」でスクリーンデビュー。

「浪人街」「われに撃つ用意あり」「どついたるねん」などに出演。

アウトローっぽい独特の雰囲気で、100本を超す映画に出演。
ブルーリボン賞や毎日映画コンクールなどで、
主演男優賞や助演男優賞を次々に受賞。

原田芳雄の仕種やセリフ廻しに影響を受けた松田優作は、
一時期、原田芳雄の一挙手一投足を研究し、模倣したとも言われる。

松田優作、語る

2003年には紫綬褒章を受章。

毎年12月28日には、
原田芳雄邸で餅つき会を行うことが年末の恒例行事になっていた。

この餅つき会は、
桃井かおり・江藤潤・勝村政信を代表とし、
松尾貴史・柄本明などが参加。

彼らは息子・原田喧太が生まれた頃からの常連である。

最近では、
金山一彦・芳本美代子夫妻、柄本明の息子たち（柄本佑・柄本時生）や、
TOKIOの松岡昌宏、高岡蒼甫・宇梶剛士・須賀健太・神木隆之介・ベッキー、
江口洋介・妻夫木聡など、多くの俳優・女優・子役・タレント・歌手などが参加している。

2011年7月19日　東京都内の病院で死去。71歳。

7月3日にフジテレビで放送された『ボクらの時代』にて、
岸部一徳、大楠道代と語り合ったのが生前最後のテレビ出演となる。

遺作は現在公開中の映画『大鹿村騒動記』。