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カテゴリ:その他
人生に諦めていると自然と孤独な老後のことを考える。家庭があれば自分の年なら目の前のこと。子供の教育のことであったり、家族を食わせていかなければならないし、生き甲斐なんかでもあるだろう仕事の事を考えて、老後のことに考えなんて及ばなかったことだろう。
孤独ということも避けられないだろう。この年で精神障害者で低収入では結婚なんてできない。精神障害者でコミュ障だから地域のコミュニティに参加することも難しい。町内会なんて酒を飲んで騒ぐために集まる寄り合いのようなものである。そんな所は自分とは最も縁遠い場所である。今は親が健在だからいいが、近い将来にはひとりぼっちになる。 病気で会社を休職しているときは、強く死にたいという感情を抱いていた。病状が安定して、会社を辞めてもこれといってすることがないので、暇つぶしのため障害者雇用で雑用をこなす毎日。今は生きたくもないし死にたくもないという感じである。要するにこれが人生を諦めている状態なんだろう。淡々と毎日が過ぎていく。この先の老後への視界が良好なのである。 しかし、暇つぶしとは言っても会社に行くことは意味があって、コミュ障でも最低限のコミュニケーションは発生する。声を出して会話をするということは大切で、社会参加していることを実感する。ゴールデンウィークや夏季休暇など長期休暇になると親との最低限な会話で過ごすため、休暇明けに会社にでると上手く声がでなかったりする。そんな時に退職して孤独な無期限休暇になったらいったいどうなる、と考える。話ができなくなってしまうのではないだろうか。 前から期待しているのはAmazon echoなどのスマートスピーカーで、声を出して双方向でコミュニケーションできる。 今は天気予報を教えてもらったり音声でLINEで誰かにメッセージを送ったりという程度だが、20年ぐらい経ったらどうなるだろう。 自分が実現してもらいたいことは、スマートスピーカーが自分専用の人工知能になって欲しいということ。その人工知能は全てではないがある程度の自分について知っている。何をもって自分専用の人工知能になるのかというと、10年程度続けてきたブログやツイッターなどの蓄積されたデータを学習させることで実現できるのではないかと思っている。 そしてそれは様々なキーワードの集合体となり、Webの膨大な情報と組み合わさって自分の嗜好を知っている人工知能がおもむろに話しかけてくれる。そしてそれはきっと楽しい会話の成立になるのではないかと思っている。その会話の蓄積でさらに自分専用の人工知能は学習していく。そんな未来がきたらいいなと思っている。 楽天やTwitter社がデータを提供してくれるのかどうかという問題はあるが。もし実現できるならある程度の出費をしても構わない。 そもそも、そんなスマートスピーカを望む孤独なコミュ障老人は稀かもしれないけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jun 23, 2018 04:20:28 PM
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