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カテゴリ:気分障害
今日は会社を休んで自立支援と障害者手帳の更新申請をした。手続きは窓口で30分程度で済むし、やるこもないので午後は会社に行ってもいいのだが1日休みにした。
障害者手帳の交付は平成18年である。もう12年が経った。6回目の更新である。障害者雇用として働き始めたのは5年前からなので、それまではほぼ税還付が目的だった。障害者雇用になってみると自分を障害者として証明できる唯一のものだから有り難みを感じる。 私の市では診断書作成料の助成をしてくれるのが有難い。他の人の話を聞いているとそのような制度は無かったりする。このことは更新のタイミングで書いたブログでふれているかもしれないので、何度も同じことを書いてるのではないかと思うが。 よく、自分が障害者であることを受け入れられないといった人がいると言うけれど、そう思う人は手帳の申請などせず堂々と健常者として働けばいいのである。しかし、障害を自覚している者からすると自分を守ってくれるものとなり障害者雇用として働ける。もっとも、健常者として働く方が収入はいいので自分がその状態ではないということを認めたくないのかもしれないけれど。 私は双極性障害ではあるものの、もう6年前から気分の波がない。そういう意味では寛解しているのかもしれないけれど、疲れてしまって長時間は働けない。コミュニケーションはひどく苦手で人と議論しながら仕事を組み立てていくことも難しい。やれる仕事はせいぜい電話応対と補助作業である。労働時間の制約がないという意味ではアルバイトの方がましかもしれない。 17年前に精神疾患になってから、一度は立ち直りかけたとはいえそんな感じだから、もう特にプライドが許さないなどということは全くなく、アルバイト程度の作業を淡々とこなす毎日である。 病気に負けていると思われるかもしれないけれど、この病気は気の持ちようで何とかなるものでもない。心がその人の価値を決めるとかって言うけれど、心が折れてしまっているとどうしようもない。でも、所詮は世の中のものさしで測れば単なる負け犬なんだろう。 世の中のものさしを持って頑張って生きている人。例えば大学の旧友などはもう価値観が合わない。どんどん出世して部長ぐらいになっている。さすがに忘年会に参加しても何も話せず相手にもされずしんどくなってきた。今年の忘年会からはもう行くのをやめようと思っている。 会社で低収入でアルバイト程度の作業をするよりも、昔の仲間との絆が断たれてしまうのがよっぽど哀しい。 孤独で大海を小さい船でさまよいながら自分はいったいどこへ向かっているのだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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