カテゴリ:センチメンタル・ダイアリー
こちらスイス、先週末から、お天気が崩れ、 今日は遠くに見える山に雪が被るほどの寒さに逆戻り。 もうすぐ6月になるというのに、黒のタイツを履いて出かけました。 先週、フランスの大雨のニュースを見て、スイスにもこの雲がやって来るのか! とハラハラしていたところ、 金曜日の夜、すさまじい稲妻がやってきました。 「まぁー、外で何枚も写真撮ってる人がいるわねぇ~」 なんて、本気で何度も錯覚するほど、稲妻が激しい夜でした。 聖霊降臨祭で月曜日が休日だったため3連休だったこの週末、 雨もよく降って、タイタニックなんか見たり、 とてもインドアな日々を過ごしました。 ************************************** 悲しいお知らせが日本から届きました。 先日、17歳半の愛犬ペペちゃんが、永眠しました。 今年の4月に日本を離れるときに、 「また来年まで元気でね、お留守番頼むね!」 と言ってお別れしたんだけど、 つい先日、ゴハンが食べられなくなって、病院に入院した翌日、亡くなりました。 犬にとっての17歳半は、人間で言えば84歳らしく、 随分と大往生だったのではないかと、思います。 「家に帰って誰もいないのがさびしーーー!」 とだだをこね、犬好きの父を言いくるめ、犬が苦手だった母を説得し、 大阪の親戚の家から、オーバーオールに隠れて新幹線でやって来たぺぺちゃん。 来たばかりの頃、まだ赤ちゃんだったペペは、 ウィスキーボンボンをこっそり食べ、私達が気付いたときには 酔っ払ってふっらふらになっていました。 少し大きくなるとやんちゃ盛りで、 廊下で走って走って走り回って、 よく滑って玄関に落ちていました。 私がちょっと心配事があったり、泣いたりしていたら、 いつも、じーっと心配そうに見てくれていたし、 誰よりも早く、遠くから聞こえる足音を聞きつけて、 玄関でみんなの出迎えをしてくれました。 私のお気に入りのペンをかじられ、犬相手に本気で怒ったこともありました。 先日、日本に帰国した際には、 もうボケも始まっていたし、体も痩せ細って、視力も相当落ちていたなぁ。 と色々思い返すと、たかが犬。されど犬。 どーにもこーにも泣けてくるのでした。 静かに眠るように亡くなったみたいなので、それはよかったなぁ、と思います。 飼う!と言い出したのに、結局、最後まで母にお世話になってしまいましたが。 ぺぺちゃん、たくさんありがとう☆ 最後にお見送りをした母に電話をしたところ、 「ごめんねぇ。あんたがスイスに行ったときより、さびしいわぁ・・・」と。 笑っちゃうような、泣けるような、複雑な心境でした・笑。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 30, 2007 01:16:41 AM
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