まだまだこれから
最近の日記は、常に書き出しが「お久しぶりです」になって参りました。懲りずに、今回も、お久しぶりです!気が付いたら、前回の日記から1ヶ月近く経過。あら、びっくり!です。特に変わったことは無いのですが、この1ヶ月、またしてもフランス語に苦しんでおりました…もう、まるぼぁ氏を巻き込み、振り回し、大変でした。罪悪感にさいなまれた私は、また「別れを告げられる」夢に悲しんだのでした。ばかばか。相変わらずの小心者。1ヶ月強、学校にまた通っていたわけですが(先日無事終了!)、途中、ちーっとも楽しくなくなってしまい、学んでいけば理解度も増し、楽しくなるはずなのになんなんだこのモヤモヤはーーーーー!!!と、ずっと理由を探る日々が続いておりました。ほんとーに、色々と考えさせられる時期で、結果、「語学を学ぶことは、文化を学ぶことだ」と遅ればせながら、痛感したのです。つまづいて、考え込んで、立ち止まって。放り投げたいけど放り投げられず、わけ分らんし、つまらんし!ばーか!でも、でも……授業も試験も投げ出す勇気を持ち合わせていない私は、ぐずぐずと余計なことを悩んで、どつぼにはまった訳です。余裕がなくなって、謙虚になれず、「フランス語なんて大嫌いじゃー!」とまるぼぁ氏の母国語を否定し、「日本に帰りたい!」とまるぼぁ氏を悲しませるのでした。それでも、「僕達ネイティブも、小さい頃は随分フランス語に苦労させられたんだよ」辛抱強いまるぼぁ氏。私、逆の立場だったら、「帰れば。」なんて言い放ち兼ねませんし、こんなに穏やかにはいられない自信があります。まるぼぁ氏も、きっとイライラしてたと思いますが、それでも頑張って、私を笑わそうと、可笑しなことやってくれてました。それさえも鬱陶しがっていました、私。放っておかれるとまた怒るくせに。困ったもんです。海外生活されている方なら、どなたも多かれ少なかれ同じ気持ちを持っていらっしゃると思いますが、やっぱり私は、言葉の不自由を少しでも減らして、もっと楽しみたい。って思うんです。テレビを見たって、映画館に行ったって、新聞や雑誌を読んだって、家族の集まりに居ても、今はまだ分らないことの方が断然多い。頭の中では言いたいことがきちんと作文できてると思うのに、いざ会話してみたら、テンパって言いたいことの半分も言えなかったり。その度に、腹が立つし悔しいし情けないし。いつになったらラクになるんじゃい。と、途方に暮れるのです。そんな時、鏡の前で頑張って笑顔を作ってみる自分がこれまたぶっ細工で、更に凹みます。シワだって、いつもより気になります。コースの最後に、先生に、ちょっと相談してみたら、こんな言葉をくれました。「人は、知ることばかりに躍起になって、学ぶことの大切さを忘れる。」と。なんだか、目から鱗が落ちました。そして、すっと軽くなりました。これが今、私が探していたことなんだな、と思いました。それと同時に、常にいっぱいいっぱい力が入っている海外での自分に気付きました。まだまだこれから。まるぼぁ氏にも日本語を頑張って頂きたいところですが、毎朝高い確率で、「いってらっしゃーい」と出かけて行きます。「いってきます!でしょ!」ぷんっ!彼も、まだまだこれから・笑。あっという間に、入籍から1年が過ぎました。1年前に入籍した場所で、パチリと記念撮影。こうやって、毎年同じ場所で写真を撮って、変化を見て行きたいと思います。どうなることやら。今週末は、初・おパリへ旅行へ行ってきます!またパリレポート、お届けしたいと思います♪みなさんもよい週末を!では、最近のジュネーブの夕陽の写真でも。キレイな色でした。