|
テーマ:少年野球(730)
カテゴリ:少年野球
下作延第一ペッパーズHP👈click
何度も同じ失敗を繰り返す人はいませんか?
“同じ失敗を繰り返す子どもへの指導法”についてです。
子ども達を指導することはとても大変です。 特に子供のモチベーションを下げないように工夫しながら教えるのには、頭がパンクしてしまいそうです。 しかし、ちょっとしたコツで、指導が楽に変わる方法があるとしたらどうか?
『何度も同じ失敗を繰り返す子どもがいて困っている』という話はよく聞きます。 何度も同じことを繰り返すため、思わず 「何度も言わせるな!どうしてできないんだ!」 と声を荒げてしまう人もいるでしょう。 よくある話です。 という諦めの感情が、出てきてしまいます。
努力をしてもできないことはありますので、 ここで注目すべきなのは 、“できなかった結果ではなく、どうしてできないのか” というプロセスを考えてみることです。
つまり、やり方が悪いのです。
かける言葉次第で、相手の反応は変わります。
「どうしてできないんだ?」 と言われれば、子どもも不満が溜まってしまいます。 “非難されている”と感じるからです。 言葉の中にある “なんでそんなこともできないんだ”
口には出さなくても、本人もできないことが悔しいはずです。 そこに追い討ちをかけて「どうしてできないんだ!と言われてしまえば、 反発したくなるのもうなずけます。 ではどうするのか? “なぜできないんだ!” “どうしてできないんだ!” という言い方をやめて ◆何が原因になって、失敗をしてしまうのかな? ◆どうやったら次はできるようになると思う? という言葉に変えてみましょう。
何?はあくまで原因追求をしているだけなのです。
そして、どうやって?を使うことで、ポジティブな発想になります。 「できるようになるには、どうやって改善していけばいいだろうか?」 というメッセージが、自然と出てきます。 そうすると今度は改善のアイディアが浮かんできます。 どうやったらできるのか。 人間の脳は、質問をすると、それを自然と考えて、検索して答えを出します。 そしてアイディアが浮かびます。 このように言葉を変えるだけで、子供の顔はイキイキしてきます。
誰でもネガティブな言葉よりもポジティブな方がいいですよね。
もうひとつ、「何度言ったらわかるんだ」 こういう叱り方の場合。 何度も同じ失敗を繰り返す。 そんな時、つい怒りたくなる気持ちもわかります。 しかし一呼吸おいて冷静になってみてください。 これは本質的に問題を理解していないから起きている可能性があります。 “注意されていることに対して本人が理解できていない”ということはよくあります。 理解できていないものは、何度言われても理解できません。 ではどうしたらいいのか。 それは簡単です。 受け止めてあげればいいのです。 「そうか、わからないんだな」と、 わからないことを受け止める。 相手の感情に寄り添ってあげることが大事なのです。 そうすることで、子供たちも話がしやすくなります。 “自分の気持ちをわかってくれた” と感じることで、 いろいろなことを素直に話してくれます。
相手の気持ちを受け止めることで、 そして指導する側も 「どこがわからないんだ?」 と解決の糸口を探すことができます。 これもポジティブな質問です。
「何度言ったらわかるんだ」 とネガティブな質問ではなく 「具体的にどこが分からないのか教えてくれる?」 と聞いてみる。 もしかしたら意外な所でつまづいているかもしれません。
まとめ “同じ失敗を繰り返す子どもへの指導法” 今回の内容は、子どもの勉強についても同じです。
ポジティブな言葉や共感の言葉を選んで質問してみましょう。 意外な答えが返ってくるかもしれません。 野球においても、『できなかった』という結果だけにとらわれず、 どうすればできるようになるのだろうか? というように、できないことにフォーカスせず、 できるためには何が必要かにフォーカスしてみます。
結果だけにこだわらない考え方は、非常に重要なので、試してみましょう。 上手にできなかった子どもでも、みるみる自信がついて、 成功しやすくなるはずです。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.05.02 15:47:04
コメント(0) | コメントを書く
[少年野球] カテゴリの最新記事
|