約束の日、前所長は昼前から事務所に来て
スタンバってた。 私のお腹もぐうぐう鳴いていたけれども、 鰻重のためにオヤツを我慢した。 あとはNちゃんの戻りを待つばかりだったが そんな日に限って、追加の仕事があるものだ。 Nちゃんも出先から逸る思いを抑えつつ 私と前所長が、先に食べに出かけてしまうのではと 電話をかけてきた。 「もうウナギ、行っちゃいました?」(半泣き) 「ああ~、美味かったよぉー。」(うすら笑い) 「えええええっ。」(本泣き) 「うそうそ。ちゃんと待ってるから、しっかり 仕事してきてください。慌てなくていいよ。」 しかし、Nちゃんもアンさんも、鰻食ったことないのかい って勢いだねぇ。と笑いながら その間も、お腹の虫は鳴いている。 しばらくして、バタン!ガチャン!などと 荒々しく社用車を降りて、慌しくNちゃんご帰還。 車のエンジンはかけたままだ。←鰻屋へ出かけるため。 Nちゃんがドアの前に来た時、第二段意地悪開始。 前所長、爪楊枝を加えてシーシー言いながら 「あー、満腹だー。やっぱ美味いよなー肉厚でー。 ねえ、アンさん!」 「もうお腹が苦しいです。美味しかったですー。」 涙目で絶望しているNちゃんの肩を叩き、 皆でお腹の虫を鳴かせながら 「うそうそ。早く行きましょう!」と出かけた。 無事、完食。満腹です。 翌日は、ジュニジュニが居なかったので またNちゃんと今度はお肉を食べに出かけた。 ジュニジュニがいる日は、私はお弁当が多い。 だって、薀蓄たれてうるさいんだもん。 「黙って食えよ。」と思うんだもの。 食事中に、塩加減やら出汁の取り方やらに ごちゃごちゃ言う人と食べるの、きらい。 よっぽど不味いもんじゃなければ、文句を言わず、 楽しく美味しくいただきたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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