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Pero's Kingdom の植民地

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2005.06.17
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カテゴリ:旅行記
ヴィエンチャン在住のハットリさんが実質終わったので、その続きとして「バンコクでの旅仲間との遭遇」とタイトルをつけました。

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 信号で宿は決まっているのかと声をかけると、その女性は、「あの人が綺麗なドミトリーがあると言うので、そこに泊まろうかと思っています」と言うのだが、どの人かと思ってキョロキョロしてみたら、五メートル程先に一人の青年が立っていた。

 彼女に聞くと韓国人の青年で、年令は二十二才、二人はワンヴィエンで同じゲストハウスだったので、同じバスで今日ワンヴィエンに来たと言う。見たところなかなか真面目そうな青年だ。それに彼女はY子さんというのだが、R子さんとはまたタイプが違った美女だ。

 僕は何の躊躇もなく、「じゃあ僕もそのドミトリーに泊まります!」と宣言をした。

 そのドミトリーは一昨日泊まったサースイリーGHの一本西側の南北の通りに所在しており、宿の名前はR・Dゲストハウスといって、経営者が韓国人なので、その青年も前から旅仲間や知人から情報を得ていたと言う。

 鉄筋コンクリート造三階建で、一階がロビー、二階と三階が十六ベッドずつのドミトリーとなっており、屋上が屋根つきのミーティングルームで、屋上からはかろうじてメコン川が眺められる。

 オープンしてまだ二年程度らしく、部屋は比較的綺麗で、共同シャワー室はお湯も出る。これで一泊二ドルであるから首都・ヴィエンチャンに於いては安く、思ったより快適なのに安心をした。

 フロントで二ドルを支払い、シーツと枕を受け取って三階の部屋に上ると、二段ベッドが八台設置されていた。部屋は男女混合だが、僕達がチェックインした時には女性は一人もおらず、Y子さんが紅一点だった。部屋には黒人や韓国人、それに欧米人のバックパッカー数名が泊まっていた。

 指定されたベッドの脇にバックパックを置いて、早速バスの移動で汗と埃まみれになった体をシャワーで綺麗にした。シャワー室は各階と屋上にあり、なかなか綺麗で清潔だが、三階のシャワーはお湯が出たものの、屋上のシャワー室は水シャワーだった。しかし熱いから水でもなんてことはない。

 サッパリしたところで夕食の話となり、韓国人青年がベトナム料理を一ドルで食べられるというので、僕もY子さんも一緒に行くことにした。

 つづく・・・。

 ★ 「ヴィエンチャンにて」という素敵な詩もありますね♪
    ↓
 ヴィエンチャンにて







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Last updated  2005.06.17 23:41:07
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