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Pero's Kingdom の植民地

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2005.06.21
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カテゴリ:旅行記
 ゲストハウスを出て西の方向に十分程歩くと、賑やかなところにベトナム料理店があった。

 料理店は広く、隣はベトナム料理の食材を売る店になっていた。一ドルで食べられる料理は、要するにベトナム風春巻きという奴で、ライスペーパーと野菜とミンチ肉のソーセージとエビなどが皿に盛られ、適当にライスペーパーの上に乗っけて赤い調味料(酸っぱいもの)をかけてから巻いて食べる。

 これはベトナム料理名を確かゴイクォンと言ったと思うが、なかなか美味しい。

 青年もY子さんもアルコールを余り嗜まないとのことで、二人ともペプシコーラを注文、僕だけがビアラオの大瓶をグビグビと飲んだ。

 青年の身の上話を聞きたいと思うが、韓国語が僕もY子さんも駄目で、青年は日本語が駄目という最悪の言語態勢ではあったが、青年は何と英語がペラペラに近く、Y子さんも僕よりは随分と英語が達者なので、英語を通じて日韓親善カンバセイションを楽しむことに成功したのであった。

 話によれば青年は、大学生の立場であるが、在学中に徴兵命令が届いたので二年間(いや三年間だったかな)兵役義務に就き、任期満了後学校に戻ったが、いまのうちに旅を経験しておこうと三ヶ月の期間で旅の途中という経緯である。

 タイからラオスに渡り、ラオス北部まで行ってから引き返してきて、これからタイの東北部や南部を旅する予定とのことである。大学では経済学を学んでいるが、卒業後はそんな大げさなものではなくて、飲食店を経営したいと話していた。

 夕食を簡単に済ませて宿に戻り、途中で宿の数軒隣に洋風のバーを発見したので、二人にウイスキーでも飲みに行かないかと誘ったが、韓国人青年は屋上で読書をするというので、Y子さんと二人でその店を訪ねた。

 ヴィエンチャンに戻って来ての初日、R子さんに代わって今度はY子さんという美女と洋酒を飲む。日本では絶対にありえない幸運に、僕は神に感謝の気持ちを忘れなかった。

 旅の四日目はこのように贅沢に過ぎて行くのだった。(しかしこの時の韓国青年、今頃どうしているのかなぁ。懐かしい)

 つづく・・・。






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Last updated  2005.06.22 00:02:05
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