ここのところず～っとりなちゃん日記ばかの親バカ全開だったので
たまには違うネタでもひとつ。

今年は戦後60年目の節目の年だ。
毎年戦争関係のニュースはこの時期は沖縄・ひめゆりでもう少したつと
広島･長崎、そして終戦記念日な話題になる。
ところが、今年はサイパン、サイパンと連日報道されている。
バンザイクリフとかスーサイドクリフとか聞きなれない言葉とともに
断崖絶壁から飛び降りる昔の映像が繰り返し流されている。

なぜ、急にサイパン？

天皇、皇后両陛下がサイパンへ慰霊の旅へ訪れたかららしい。

正直なところ、サイパンの話は小学校か中学校の社会科の授業で
習ったような習わなかったようなという記憶くらいしかない。

もし、天皇がサイパンへ行かなければ
私はずっと昔に習ったサイパンの戦争の話は忘れていたし
南の島の観光地くらいにしか思わなかったに違いない。

テレビも天皇が慰霊の旅へサイパンを訪れなければ
土日に芸能人が「サイパン魅惑のグルメ旅」とかしかやらないに違いない。

こういう機会がないことには触れもされなかったというのはなんだかな～と思う。
だから、お隣あたりの国から60年経った今でもあーでもないこーでもない。
と言われ続けるのではないだろうかなんて思ったりした。