報道部長のオススメの映画
先週発令した、ペット報道員のポッケくんの任務遂行ブログを見て、ふとこの映画を思い出した。私は映画館が苦手で、通常映画館には行かない。しかし、動物関係の映画は何故か足が向いてしまう。公開されたときに、フラっと映画館に足が向いてしまった。そしてこの映画に出会った。それが「犬と歩けば」である。~楽天ブックスより、あらすじを引用~彼女にフラれた男が一匹の捨て犬と出会う。住む家を無くした彼は、同じような境遇の犬と共に、途方に暮れていたが、そんな時、「セラピードッグ」のことを知り、彼女のために、この犬を育てて贈ることを思いつく。劇中に「セラピードッグ」が出てくる。セラピードッグとは、触れ合うことで病気やケガをした人に内在するストレスを軽減させたり、あるいは自信を持たせたりといったことを通じて心身の健康を癒す役割を担った犬のことを指す。行き場のない主人公の男とコンビニで出会った行き場のない犬が、セラピードッグとトレーナーとして信頼関係を築き、療養施設を回り病人を元気づける。どんなに頼りなく見える人間や犬たちでも、"誰かの力になることが出来る"。そう教えてくれる映画だ。この映画では実際にセラピードッグとして活躍する犬たちが登場していた。映画を見たあと、映画のモデルとして登場したセラピードッグの「チロリ」の本を読んだ。セラピードッグを育成している「犬たち」のほとんどが捨て犬だという。ヒトに捨てられた犬たちが、ヒトを癒す。私は本を読んだときに、言葉に表せない気持ちになったのを覚えている。我々が運営しているペット専用ホテル予約サービスで飼い主さんの留守中にお預かりをしてくださっている施設のオーナーに話を聞くと、「ペットを捨てる飼い主」というのは確実にいるようだ。このような悲しいことが起きないように、「ペットと共に生きる楽しみ」を我々の提供するサービスで伝えてゆけたらと思う。当サービスを利用してくださる飼い主の皆さんは、利用した後の「お客さまの声」を見るとわが子のように大切に想っているのが伝わってくる。どうかこの想いが絶えぬよう、当サービスとしても当サービスに加盟してくださっているペットホテルオーナーと一緒に頑張ってゆきたいと常々思う報道部スタッフ一同である。