2018/07/11(水)00:05
『平成30年7月豪雨』におけるSNSの役割
先週の後半4日間で九州北部から岐阜県山間部の広範囲に
長時間にわたって降り続いた豪雨は、各地に甚大な被害を
もたらしました。
特に広島県・岡山県・愛媛県が大きな被害となったこの
記録的な災害は『平成30年7月豪雨』と命名されました。
報道を見ていて、もし自分があのようなことになったらと
思うと、辛いものがありました。
自然の力は時にこうして、人間が頑張って作り上げてきた
ものを、いとも簡単に破壊してしまうのかとも。
その恐ろしい災害から逃げることができなくて、不安を
抱えながら救助をただひたすら待つ人々を、全国各地から
駆けつけた自衛隊や消防隊や警察隊の方々が、夜を徹して
不眠不休で懸命に救助してくれました。
こういった事態のときに、今どのように動いているのかを、
当事者の方々がSNSに上げてくれるととても助かります。
中でも今回話題となったのが 名古屋市消防局 です。
7月6日の深夜0時に第1隊が出動し、それ以降は随時
今いる位置や活動状況だけでなく、「遅くなりましたが
救助はすぐ側まで来ています。必ずあなたを助けます。」
「お待たせしていますが、必ず行きます。」等、救助を
待つ人々を励ますメッセージを発信してくれました。
また雨が上がり今度は急に暑くなったので、避難所から
自宅の様子を見に行く人等に対しては、「積み重なった
疲労や睡眠不足は熱中症のリスクを高めます。体調不良
となった時は、近くで活動中の隊員にお声掛けください。」
ともメッセージがありました。
どうしていいのかわからない非常時に、これはとても
心強い言葉です。
もちろん被災者を気遣うこれら思いは名古屋市消防局
だけでなく、一緒に全力で救助にあたっている自衛隊・
消防・警察等の全ての皆さまの思いでしょう。
力の湧く言葉を受取ることができれば、耐えて頑張る
エネルギーになります。
何事も良い形で活用できるといいですよね。
(逆に私も、救助活動にあたっている各隊の方々には、
感謝とお礼のメッセージを伝えました)
そして現在は、救助・捜索と同時に被災者の方々への
生活支援や復興への情報が出ています。
主に 陸上自衛隊 と、呉地方隊がある 海上自衛隊 の
サイトで見ることができます。
また経済産業大臣の 世耕弘成 さんが復興への動きを、
大臣自らエネルギッシュに発信してくださってます。
ホントに細かい情報まで、すごいなあ。
ツイッターのほうで、まだまだ感動の話を見ました。
また次回、ご紹介したいと思います。
豪雨災害で被災された皆さまには心よりお見舞い申し上げます。
時期がきたらわずかではありますが募金させていただきます。