先週、西日本の各地を襲った恐ろしい豪雨から１週間が
たち、豪雨の後は今度は連日猛暑となっています。

自衛隊、消防隊、警察隊の方々による捜索活動は、まだ
終わることなく続いています。
防護のためとはいえ、この暑い時期に長袖長ズボン長靴
ヘルメット手袋を着用し、泥と汗にまみれながら黙々と
任務を遂行しています。
皆さまには、ただただ頭が下がる思いです。

また家を失って避難所暮らしをしている方々や、電気、
ガス、上下水道、道路といったライフラインがズタズタに
なっててふつうの生活ができない方々のために、政府や
各自治体や自衛隊が様々な生活支援をしてくれてます。

過去の大災害での教訓をふまえ、今はこういったことが
喜ばれるだろうと、積極的な支援がなされています。
避難所となった体育館は暑いから大型エアコンを設置。
休みやすいよう段ボールベッドや、プライバシー確保の
間仕切りも、じきに入るでしょう。
給水も道路が寸断されている箇所では、自衛隊が空と海
から水を運んでくれます。

なにより好評なのが自衛隊の入浴支援です。
日本人はやっぱ、疲れをとるのはお風呂ですね。
特に海上自衛隊の護衛艦「かが」「いなづま」「さみだれ」
「さざなみ」が艦内の入浴施設を支援のために開放して
くれてて、一般人がめったに見られない場所でもあるので
大人気のようです。

被災して不自由しているのだから、それぐらいの楽しみが
あってもいいですよね。
また少量なら洗濯の支援や、護衛艦の外では音楽隊による
演奏のおもてなしもあり、自衛隊の方々の優しさに泣けた
という声もありました。

あちこち寸断されているライフラインは、各業者の方々が
突貫工事で復旧作業をしています。
高須院長の寄付により名古屋日赤のドクターチームが医療
支援のために岡山に向かいました。

全壊半壊した家の片付けをどうしようとか、自営業の方が
どうやって会社を立て直そうかとか、災害ゴミをどう処理
したらとか、問題は山積みです。

それでも、被災された方々が、いろいろな人の心を感じる
支援で気力を取り戻し、また過去の大災害を教訓とした、
より望ましい物理的な支援によって少しずつ立ち直って
くれたらと、私は遠くから応援して祈るばかりであります。

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一般の人のボランティアも、週末からの３連休には受け入れられるよう
準備が整いそうです。
災害ボランティアに行かれる方は、持ち物等を（遠方の方は宿の手配も）
今のうちに準備されるといいと思います。