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2009年04月03日
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カテゴリ:F1_2009

モータースポーツマレーシアGP開幕!!

2009 FORMULA 1 PETRONAS MALAYSIAN GRAND PRIX

第02戦マレーシアGP:1回目フリー走行結果
クアラルンプール:セパン・インターナショナル・サーキット
気温28℃ 路面温度33℃ ドライ

 Pos.  Driver      Team       Time  Laps
  1 N・ロズベルグ   ウィリアムズ    1:36.260  27
  2 中嶋一貴      ウィリアムズ    1:36.305  25
  3 J・バトン     ブラウンGP    1:36.430  20
  4 R・バリチェロ   ブラウンGP    1:36.487  22
  5 F・マッサ     フェラーリ     1:36.561  21
  6 K・ライコネン   フェラーリ     1:36.646  18
  7 L・ハミルトン   マクラーレン    1:36.699  16
  8 M・ウェーバー   レッドブル     1:36.703  23
  9 S・ヴェッテル   レッドブル     1:36.747  25
 10 T・グロック    トヨタ       1:36.980  27
 11 J・トゥルーリ   トヨタ       1:36.982  26
 12 G・フィジケラ   フォースインディア 1:37.025  20
 13 R・クビサ     BMW       1:37.039  18
 14 N・ピケ・ジュニア ルノー       1:37.199  20
 15 A・スーティル   フォースインディア 1:37.241  18
 16 F・アロンソ    ルノー       1:37.395  12
 17 S・ブエミ     トロロッソ     1:37.634  22
 18 N・ハイドフェルド BMW       1:37.640  17
 19 S・ボーデ     トロロッソ     1:38.022  19
 20 H・コヴァライネン マクラーレン    1:38.483  7

ウィリアムズがトップを独占!!

メルボルンとは異なり、従来型のサーキットであるセパン国際サーキットは、
各マシンの本来のポテンシャルが試されます。
ブリヂストンがマレーシアGPに持ち込んだ2種類のドライタイヤは、
ソフトコンパウンド(ソフトタイヤ)とハードコンパウンド(ハードタイヤ)。
セパンは路面温度が高く高速コーナーが多いため、
タイヤへの入力が大きいサーキットなので、
オーストラリアGPを見てもわかるように、
ソフト側のタイヤをいかに使いこなすかがレース結果に直接的に関係するので、
今週末もタイヤが大きなカギとなると予想されています。


ニューース!
マクラーレン オーストラリアGP失格!!
オーストラリアGPでマクラーレンのルイス・ハミルトンと
ヤルノ・トゥルーリの間に起こった出来事について、
スチュワードによる詳細な聴取が行われ、
その結果マクラーレンチームはオーストラリアGPを失格となりました。

マクラーレンのレース中の無線交信記録を入手したFIAは、
「故意に誤解を招くような情報を提供した」として、
チーム全体をレース結果から除外しました。
これはセカンドドライバーのヘイッキ・コヴァライネンも対象となりますが、
彼は1周目の最後にリタイアしているので、実質的には影響を受けません。

FIAはまた、トゥルーリのペナルティを取り消しました。
このため、彼はオーストラリアGPの本来の順位である3位を
再び手にすることとなりました。

FIAによると、レース後の最初の聴取の際に、
ハミルトンとマクラーレンチームは
「セーフティーカー中にトゥルーリがコースから飛び出した後、
彼が3位に復帰するように故意に仕向けてはいない」
とスチュワードに対して説明したといいます。
しかしマクラーレンのレース中の無線記録には、
トヨタを先に行かせるようにという“2回の明確な指示”が録音されており、
FIAはマクラーレンが失格となったのは
“誤解を与えるような情報”
をチームが提供したためであるということを強調しています。
また、さらなる制裁措置の可能性も出てきています。

FIAのスポークスマンのコメント
「非常に深刻な状況になる可能性がある。さらなる処分もありえなくはない」

FIAによるマクラーレン失格の理由の説明
「無線交信とメディアによるインタビューについて知ったスチュワードは、
ドライバーとチームマネージャーによって欺かれたと強く感じており、
ヤルノ・トゥルーリが不当にペナルティを受けて
ルイス・ハミルトンがそれによって3位に繰り上がった」

マクラーレンのコメント
「FIAレーススチュワードは、2009年3月29日に下された決定を見直し、
ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスのドライバーである
ルイス・ハミルトンを2009年オーストラリアGP決勝結果から
除外することに決定した。
スチュワードが、ドライバーとチーム間の無線交信を確認し、
決定を下したとボーダフォン・マクラーレン・メルセデスは理解していた。
チームは、無線交信の内容が2009年3月29日の決勝レース後に
FIAによって調査されたと誤解していた。
そのため無線交信の内容がスチュワードによって
協議を重ねる必要があるものだということを考えていなかった。
ボーダフォン・マクラーレン・メルセデスはこのことを反省している。
また、スチュワードの裁定を受け入れ、抗議はしない」

トゥルーリが3位に復活!
ヤルノ・トゥルーリのコメント
「僕はただ正義を手に入れたかっただけで、そうすることができて嬉しいよ。
僕自身もチームも嬉しいし、FIAには感謝したい。
彼らはめったに考えを変えないからね。
彼らにとって非常に難しかったのは間違いないと思うけれど、
彼らだって何が起きたのかを理解しようとする常識は持っているんだ。
僕はいつだって正直でいるから、それが報われたんだね。
僕たちは控訴しなかったし、何もしなかった。
僕もこれ以上のコメントをしなかった。
FIAはこの状況を理解できるほど十分に賢いよ。
彼らはたくさんの出来事が起きたりしてとても忙しいレース終盤を迎えたんだ。
でも、この状況を理解するための証拠を持っていた。
彼らは僕たちの見解をもう一度聞きたいと考え、僕が意見を変えなかったから、
オーストラリアで何が起きたのかはっきりしたんだ。
彼らがどうして考えを変えたのかはわからないし、どんな証拠があったのか、
どんな調査が行われたのかわからない。
これについてコメントはできないけれど、
僕がトラック上でしたことでポジションを戻すことができて嬉しいよ。
物議を醸すレース終盤になり誰もが理解しがたいものだったけれど、
FIAが新しい証拠を使い、何が起きたのかを理解するために
再考する知力を持っていたことに感謝したいね。
僕は嘘をついたことがないし、自分の発言にはいつも正直でいた。
そしてそれを変えたこともないよ」



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最終更新日  2009年04月03日 20時32分06秒
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